EXILEの活動終了の岩田剛典、パフォーマー・俳優・ソロアーティストとして磨いてきた表現と今後への期待

EXILEの活動終了の岩田剛典、パフォーマー・俳優・ソロアー...の画像はこちら >>



6月5日、岩田剛典が、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとしての活動と並行して行っていたEXILEのパフォーマー活動を終了すると発表した。今後は、三代目 J SOUL BROTHERS、俳優、ソロアーティストとしての活動に注力する意向だといい、この発表にファンからも多くの反響があった。

そこで本記事では、岩田のマルチな活動の中から、主に俳優業とソロ活動にフォーカスしつつ、彼の今後について考えてみたい。



岩田は2010年に三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーとしてデビューし、2014年には「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」を通じてEXILEの新パフォーマーに決定。以降は2つのグループを兼任するという形で活動に打ち込んできた。そんな岩田の活動のもう一つの主軸は俳優業だと言えるだろう。2016年公開の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』での演技が評価され、数々の賞を受賞すると、以降さまざまな作品に出演を果たし、近年では主演を務めることも多い。今年も、7月スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『DOCTOR PRICE』や、11月公開の映画『金髪』といった主演作が控えており、その存在感は年々増し続けている。



パフォーマー・俳優として多彩な活躍を見せていた岩田だが、2021年からはそこにソロアーティストとしての活動も加わった。同年に1stシングル「korekara」でソロ活動を始め、翌年には1stアルバム『The Chocolate Box』を発売し、ソロツアー『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022″THE CHOCOLATE BOX”』も開催。今年8月6日にはニューシングル「TORICO」をリリース予定と、積極的な活動を展開している。ソロ活動では、CDジャケットの絵を手掛けたり、ミュージックビデオを作る際に自ら楽曲のテイストに合う監督をオファーしたりと、新たな試みを取り入れていた岩田は、出演したテレビ番組のインタビューでも、「すごく新鮮でしたね」と語っていた。岩田が今回EXILEとしての活動を終了した背景には、グループ活動のみならず、自己表現の場であるソロ活動をより充実させたいという思いもあるのかもしれない。



6月5日の発表に際し、岩田は自身のInstagramを更新。

投稿した文書の中で、「EXILEパフォーマーとして過ごした約11年間、数えきれない経験と出会いに恵まれ、 本当に多くのことを学ばせていただきました。」「このかけがえのない時間をともに歩んでくださった皆さま、 そして背中を押し、送り出してくれたメンバーには心から感謝しています。」と感謝を述べた。また、今後については、「三代目の活動を軸に、俳優やソロアーティストとしての表現にも真摯に取り組み、 さらなる挑戦を重ねていきたい」と意気込んでおり、EXILEパフォーマーとしての経験を経て、新たなステージでチャレンジしていきたいという気概がうかがえる。



今回の岩田の発表を受け、ファンからは、「これからもどんな状況であれ応援し続けるよ」「岩ちゃんは岩ちゃんの道を進んでください」「寂しい気持ちもあるけれどとても大きな決断 伝えてくれてありがとう」と彼の背中を押す声が多数寄せられている。今後も“表現者”としてさらに研鑽を積んでいくであろう岩田の活躍に期待したい。

編集部おすすめ