
12月19日公開予定の映画『楓』で、福士蒼汰とダブル主演を務めることが明らかになった福原遥。現在放送中のフジテレビ系ドラマ『明日はもっと、いい日になる』では月9初主演を果たすなど、女優として快進撃を続けている。
福原は、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインを務めた後、2023年には水上恒司とダブル主演を飾った映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が興行収入45億円を突破する大ヒットを記録。特攻隊の青年と戦時中にタイムスリップした女子高生の切ない恋を描いた同作で、若手実力派女優として確かな存在感を示した。そして現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、横浜流星演じる蔦屋重三郎を慕う花魁・誰袖役を好演。華やかさと繊細さを併せ持つその演技には、“ギャップに惹き込まれる”という高評価の声もあがっている。
さらに福原は、主演ドラマ『明日はもっと、いい日になる』では、警察から児童相談所に異動した新人児童福祉司・夏井翼役を好演中。第5話では、家庭と仕事の両立ができず離婚した職場のリーダー・蜂村太一(風間俊介)に、翼が“息子への思いがあるからこそ、さまざまな家庭に親身になることができる。色々な家庭を見てきたからこそ、息子のことで悩んでいるのでは”と語りかけるシーンが描かれた。さらに、「それって、蜂村さんにとって、どっちも必要ってことなんじゃないですかね」と伝え、それが蜂村が息子と向き合うきっかけになる。正義感の強さから突っ走ってしまう一面もある翼だが、ひたむきに思いを伝えようとする姿勢には、これまで福原が演じてきた役柄に通じる部分もあり、新たなハマり役になっていると言えそうだ。
そんな福原の次なる出演作として注目を集めているのが、スピッツの名曲から誕生した映画『楓』だ。
大河ドラマや月9ドラマといった注目作に出演し、演技の幅を広げている福原。新たな出演作として発表された『楓』でも、女優として新境地を見せてくれることだろう。