
現在放送中のドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)に出演している白濱亜嵐。作中では、主人公に思いを寄せる爽やかな好青年だが、物語が進むにつれて“裏の顔”が明らかになっていくという衝撃的な役どころを演じている。
GENERATIONS from EXILE TRIBEなどでグループ活動を展開しつつ、近年ではALAN SHIRAHAMA名義でソロ活動も行い、マルチな活躍を見せている白濱。俳優としても存在感を発揮しており、2017年公開の映画『ひるなかの流星』では、徐々に主人公に惹かれていく不愛想なクラスメイトを瑞々しく好演。さらに2020年公開の映画『10万分の1』では平祐奈とダブル主演を飾り、難病であるALSの宣告を受けた恋人に寄り添う主人公役を務めるなど、さまざまなラブストーリーで輝きを放ってきた。
そんな白濱が現在出演中のドラマ『奪い愛、真夏』は、最愛の恋人と不倫の末に別れ、時計メーカーに転職して人生の新たなスタートを切った主人公・海野真夏(松本まりか)が、元恋人にそっくりな御曹司社長・空知時夢(安田顕)と出会い、禁断の愛に身を投じていくという物語。白濱が演じているのは、真夏の元部下の日熊元也。真夏にずっと片想いしており、その思いは未だ成就しないものの、彼女を心から応援しているというキャラクターだ。
当初、元也は真夏にとって心優しい味方になると思われた。しかし、第4話終盤では、彼が実は真夏の隣室に住む“隠れストーカー”だったという衝撃の事実が発覚。自室を真夏の写真で埋め尽くし、恍惚とした表情で壁に顔を押し当て、「真夏先輩、俺、ここにいるよー!」と叫んで狂気を露わにした。これまでの爽やかなイメージからは想像できない豹変ぶりに、SNSでは、「怖すぎる」「元也の正体ヤバかった」などの声が続出。純粋な愛ゆえの狂気を表情や声のトーンで表現した怪演は、視聴者の心を激しく揺さぶったようだ。
先日放送された第6話では、時夢の妻であり、夫を奪おうとする真夏に嫉妬と憎悪を燃やした空知未来(高橋メアリージュン)が元也と接触。2人が共闘するという驚きの展開となった。元也は、ここから先のストーリーにどのように絡んでくるのか。白濱の新境地とも言える演技と共に、注目してみてはいかがだろう。