
8月30日・31日放送の日本テレビ系『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』にて、チャリティーマラソンを見事完走したSUPER EIGHT・横山裕。放送時には、ファンから“ヨコヒナ”の愛称で親しまれている村上信五との感動的なシーンにも注目が集まった。
今年の『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』では、経済的な不安を抱えていた少年期の経験から、“支援を必要とする子どもたちのことを知ってもらいたい”という思いを胸にチャリティーマラソンに挑んだ横山。そんな横山の思いを形にすべく、今回番組では目的別募金“マラソン子ども支援募金”を新たに開設。時には苦しい表情を見せながらも必死にゴールへ向かう横山の姿が多くの感動を呼び、番組終了時には7億40万8600円もの募金が集まった。
そんなチャリティーマラソンの中で特に感動的だったのが、横山が満身創痍で国技館に辿り着いた際にSUPER EIGHTメンバーが駆け寄ったシーンではないだろうか。それまで気丈に振る舞っていた横山だが、この時は涙を拭うように目元を押さえる場面もあり、後に出演した番組の中ではその心境を“家族に会えた感覚”と振り返り、「もう涙、止められなかったですね」と明かしている。また、この時1番に飛び出して肩を支えた村上の姿も注目を集め、SNS上でも、「尊すぎて泣いた」「最強の絆」「もう涙腺崩壊だよ」などの声が相次いでいた。
ファンから“ヨコヒナ”の愛称で親しまれている横山と村上は、同じ日に事務所に入り、2004年には同じグループでデビュー。出会いから現在まで約29年を共に過ごしてきたが、時には試練も訪れた。9月7日に放送された『あの頃からわたしたちは』(日本テレビ系)では、メンバー脱退が続き、グループのパワーバランスが崩れた際に、横山が“自分は無理かもしれない”と考えたという過去が明らかに。その上で、横山は、「(村上が)『おまえが無理やったら俺ももう無理やぞ、じゃあ』って言ってくれたのが、俺は嬉しくて」と村上の言葉を振り返っており、このやりとりがグループ残留を後押ししたという。また、村上も“横山を引き止めないという選択肢はなかった”と明かしており、2人の固い絆が改めて浮かび上がった。
チャリティーマラソンランナーという大役を果たした横山と、そんな彼を近くで応援し続けた村上。29年間紡がれてきた彼らの特別な絆は、これからもお互いの人生にとってかけがえのないものとなりそうだ。