日向坂46、卒業相次ぐ2期生がグループに残してきたものと未来を担う新世代への期待

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日向坂46を引っ張ってきた2期生の卒業が相次いでいる。直近では、富田鈴花が14thシングル『Love yourself!』の活動をもってアイドル人生に区切りをつけたほか、河田陽菜も15thシングル『お願いバッハ!』の活動をもって卒業することを発表した。

そこで本記事では、この2人に着目し、彼女たちが日向坂46に残した功績などを振り返りつつ、今後グループがどのような未来に進んでいくのかを考えてみたい。



富田・河田ら2期生は2017年に日向坂46の前身グループである“けやき坂46”に加入。早くから存在感を発揮し、2期生メンバーのユニット曲「線香花火が消えるまで」や、2期生曲「半分の記憶」などでグループに新たな色を加えてきた。日向坂46への改名後は小坂菜緒や金村美玖らがセンターやフロントポジションを担い、グループを支えた歴史がある。その姿はまさに“屋台骨”と呼ぶにふさわしいもので、2期生の活躍なしに現在の日向坂46は語れないだろう。



富田は高い歌唱力に定評があるメンバーで、ギター演奏ができるという強みを活かして同期・松田好花とのユニット“花ちゃんズ”としても活動。車好きという個性にも注目が集まり、モータースポーツの番組でMCを務めるなど、マルチな活躍が光った。一方の河田はグループ屈指の愛されキャラで、2022年には1st写真集『思い出の順番』を発売。さらに今年11月11日には2nd写真集発売も決まっている。方向性は違うものの、富田と河田それぞれが活動を通して“日向坂46らしさ”を体現してきたことは確かであり、その功績は今後もファンの中に色濃く残り続けるに違いない。



1期生は全員卒業し、2期生も富田・河田を除くと残り3人という状況の日向坂46だが、4期生・5期生の台頭も着実に進んでいる。11thシングル『君はハニーデュー』では4期生の正源司陽子がセンターに抜擢され、フレッシュで瑞々しいパフォーマンスを見せた。

また、5期生楽曲『ジャーマンアイリス』では大野愛実がセンターを務め、新世代の登場を強く印象づけている。2期生の卒業をどう乗り越えていくかはグループにとって課題とも言えるだろうが、その挑戦こそがグループに新たな物語をもたらし、未来へと繋がっていくはずだ。



9月20日からは全国6都市13公演をまわるARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」がいよいよ開幕する日向坂46。2期生がグループに残してきたものを頼もしい後輩メンバーが受け継いで、どのような形で提示するのか。彼女たちの“新章”に期待したい。

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