
伝統芸能とロックを融合させた新人バンド“和楽器バンド”が「海外から高い評価を受けている」と日本国内でも話題を呼んでいる。
和楽器バンドは、詩吟の師範であるVo.鈴華ゆう子を中心に2013年4月に結成。
彼らの人気に火をつけた楽曲「千本桜」は、世界的に大きな人気を誇るボーカロイド・初音ミクのカバー曲。曲自体の認知度が高かったことに加え「日本人にしか出来ない音楽を世界に発信する」というスローガンのもと、日本の伝統芸能、圧倒的な演奏力と歌唱力が融合した完成度の高いパフォーマンスが外国人の心も掴んでいるようで、今年7月にはフランスの「第15回JAPAN EXPO」にも参加。4,000人のファンを集客するなど、大きな注目を集めた。
【海外からの反応】
彼らの認知を広めることになった楽曲「千本桜」ミュージックビデオのYouTubeコメント欄に寄せられるコメントには多くの言語が見られる。特に最近では、コメントの7~8割が海外からと思われる日本語以外の言語で書き込まれ、その関心の高さが伺える。
ネット上に寄せられるコメントには「このバンドの名前は英語だと何ですか?」や「この曲の英語のタイトルを教えてください!クラスのイベントに使いたいです!」と言う初歩的なものをはじめ、「私はあまりにこのバージョンが大好きです!!!!伝統的なスタイルとロックスタイルの融合は豪華です!!!」と言った絶賛が寄せられる他、「外国人でもライブのチケット買えるかな?」と言うコアなファンからの投稿も相次いでいる。
また、「私は彼らのMVは、ほとんど同じように見える感じがします。それにもかかわらず、彼らの音楽が好きです」と言った意見に対して、「すべてのバンドは、特定のスタイルを持っている。このバンドのスタイルは、ボーカリストに多くの焦点を当てるスタイルだから、MVが似ているように見えるのかもしれません」というコメントが返される熱い議論も繰り広げられているようだ。
和楽器バンド オフィシャルサイト
http://wagakkiband.jp