先日、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』への出演が発表された生田絵梨花。同作は生田にとって初の朝ドラ出演作となっており、彼女が今後さらに女優として飛躍していく上で、大きな意味を持つ作品になることだろう。
乃木坂46卒業後は音楽活動と並走しながら、女優としても着実に存在感を広げてきた生田。シェイクスピア四大悲劇『リア王』や、不朽の名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』といった数々の舞台に出演し、表現力に磨きをかけてきた。映像作品での活躍も著しく、昨年は海辺の児童相談所を舞台にしたドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)にて、心理学の視点から子供や親の心に寄り添う児童心理司役を好演。さらに、同年9月公開の映画『ブラック・ショーマン』では劇中で起こる殺人事件の容疑者の1人を演じるなど、役の幅を広げ続けている。
そんな生田の出演が決まった『風、薫る』は、実在の2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人の女性が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になって、まだ見ぬ世界を切り拓いていく物語だ。生田が演じるのは、主人公の一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)が通う看護婦養成所の同窓生で、家族内にとある事情を抱えている玉田多江。優等生気質で意識が高く、それが原因で周囲と衝突することもあるという役どころとなっている。
生田は公式コメントの中で、長年の願いだったという朝ドラへの出演が叶った喜びを明かしながら、「共演者の皆さん、そしてスタッフの皆さんがこの作品に注ぐ情熱や愛情を間近に感じ、心に新鮮な風が吹き込む毎日です」と綴っている。多江は身近に医療がある環境で育ったという背景があり、そんな彼女が、いざという時に潔く思い切った行動力があるりん、柔軟さとしたたかさがある直美とどのような関係性を築いていくのかが大きな見どころだろう。生田が培ってきた表現の強度が、毎朝積み重なっていく物語の中でどう活きるのかにも注目だ。
出演発表の後には、SNSでも、「いくちゃんおめでとう!」「朝ドラが似合いすぎる」「夢が叶ってよかったね!」といった声があがっており、喜んでいるファンも多いようだ。

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