
風男塾(ふだんじゅく)は、7人組の“男装”アイドルユニット。元は、お笑い芸人のはなわがプロデュースをした“ヲタクアイドルユニット”の「中野風女シスターズ」から派生したユニットだったが、中野風女シスターズの音楽活動休止を受け、現在は単体のユニットとして活動している。
メンバー全員女性だが、男装時は男子のキャラクターを演じており、あくまで“男性”グループとして活動するという珍しいコンセプトが評判を呼び、これまでに13枚のシングルと、4枚のアルバムをリリース。昨年9月にリリースしたシングル「BE HERO」はオリコンウィークリーチャートで2位に輝くなど、その人気を確実に広げている。ファン層も男性から女性まで幅広いのも特徴だ。
彼らはデビュー直後から海外での活動も積極的に行っており、これまでに台湾・香港・上海などでワンマンライブ、イベント出演などを重ねてきた。日本でも珍しい“男装”ユニットとして、先頭を走る風男塾の海外からの反応とはどのようなものなのだろうか。
【海外の反応】
レコード会社のオフィシャルYouTubeチャンネルに投稿されている風男塾のMVを見てみると、その再生回数は100万回に迫るものもある。コメント欄には、日本語と同じくらいの割合で外国語での書き込みが見られ、言語も英語・スペイン語・ロシア語・韓国語など様々だ。
内容を見てみると「私はこの歌が大好きです!」「この曲素敵!フランスより」といった楽曲を評価するものから、「この人たちは男性?女性?」という、疑問の声も見られた。
「これは…怖いほど魅力的だ。バイセクシャルのようで、男性のようで。そして幻想的な曲。これは夢の類」「彼らが女性だなんてただ驚くばかりである」「典型的な男女の枠に収まらない人たちが日本から出てきて嬉しい。
また、多く見られたのは「私の心は、私の心は…私の心は危険にさらされている」「彼らは私のセクシュアリティを混乱させる…」という女性からの投稿や「私は…何も知らずに初めてこの映像を見たときに、私は私の性的嗜好に疑った。彼らは女の子だ。神に感謝…」という男性からの投稿で、“男装”ユニットを応援するファンならではの心の葛藤の書き込みだった。
風男塾 オフィシャルサイト
http://nfs724.com/