
テレビ朝日の開局60周年を記念し、5月22日より5夜連続で放送されているドラマスペシャル『白い巨塔』。山崎豊子不朽の名作として知られる同作が、岡田准一を主演に迎え、日本を代表する豪華俳優陣とともに“令和最初の大型ドラマ”として、ついに蘇った。
財前五郎(岡田准一)が依頼した手術で、教授・東貞蔵(寺尾聰)は致命的なミスを犯す。ここぞとばかりにフォローした財前が、東の自尊心を粉々にしたことで、2人の決別は決定的なものになった。教授選を前に、東は財前を推薦するのをやめ、東都大学の船尾徹(椎名桔平)とともに、金沢国際大学の教授・菊川昇(筒井道隆)を擁立するため奔走する。一方、財前と義父・財前又一(小林薫)は財力にものをいわせ、票獲得のために教授陣の取り込みを開始。出世に目がくらんだ医局員たちが暴走するなど、裏工作が激化の一途をたどる。そんな醜い争いを目の当たりにした、患者を第一に考える里見脩二(松山ケンイチ)は、医者としての良心を失っていく同期の財前に複雑な思いを抱く。そして迎えた教授選の投票日。なんと突然、東が棄権。さらに得票数が過半数に満たず、改めて財前と菊川の決戦投票が行われることに…。どちらにつくと有利か計算する教授たちの思惑も入り乱れ、教授選の行方はさらに混迷を極める状況に…と、決選投票を前に第二夜の放送が終了した。
明日24日(金)放送の第三夜は、教授選で勝利した財前が人生の絶頂を迎えるところから始まる。