ダイハツは新型ムーヴのティーザー情報を公開した。ムーヴは1995年に登場後、ダイハツの主力車種としてラインアップ。

その7代目となるモデルが6月に登場する。


 1993年にスズキ・ワゴンRが登場し、軽自動車に新しいカテゴリーとして「軽トールワゴン」の市場を創造。このワゴンRをコンペティターとしてムーヴがデビュした。以後、ワゴンRと軽自動車販売のトップ争いを演じてきた


 ムーヴは5代目までリアゲートに横開き式を採用してきたが、6代目で一般的なHB車と同じ跳ね上げ式となった。また、4枚のドアはすべて前ヒンジドアだ。バリエーションはノーマルモデルの「ムーヴ」と、1997年5月に追加されたスポーティモデルの「ムーヴ・カスタム」だった。


 ところが、2000年代に入るとホンダN-BOXに代表されるリア両側スライドドアと170cmを超える高い全高を持つ「軽スーパーハイトワゴン」ジャンルが生まれ、軽自動車の人気はそちらに移る。


 7代目の新型ムーヴも画像を見るとリアにスライドドアを採用した模様。ただし身長はスーパーハイト系には届かないと思われる。


 情報ではデザインの一部と価格帯、ボディカラー10色+3パターンの2トーンのラインアップが発表されているが、詳細なスペックなどは不明だ。パワーユニットは軽自動車の定石どおり、ターボとノンターボ、それぞれに2WDと4WDが設定される。ターボ版は新たに「RS」とグレード名が示され、2駆と4駆が用意される。

ノーマル版は駆動方式2×3グレード構成となりそうだ。価格はターボ2WD版で200万円を下回るようだ。(編集担当:吉田恒)

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