石破茂総理は9日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領との電話会談。その後、記者団に「日韓関係に関しますお互いの基本的な考え方というものが取り上げられ、認識の一致をみた。

現下の環境の下で日韓関係を引き続き安定的に進めていくことが重要であり、こういう認識を共有した。新政権と緊密に意思疎通いたします。初めてなのですが、非常に良いやり取りだったと思っている」と首脳外交に良いスタートをすることができた旨を強調した。


 石破総理は「日韓を取り巻く戦略環境は厳しさを増しており、日韓、日米韓連携は極めて重要ということで認識は一致した」とした。


また「日韓の間は隣国でもあり、難しい問題が存在しているが、同時に共通の課題、例えば、出生率の低下、人口減少等々、数多くある。(日韓)国交正常化60年でございますので、国民間の幅広い交流が日本から韓国に行く、韓国から日本に来る、どちらもトップ。国民間の幅広い交流も積み重ねられており、日韓を安定的に発展させるために李在明大統領となるべく早く、対面でお会いする機会を持つことを含め、精力的に意思疎通していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)

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