石破茂総理は12日、与野党党首会談後の会見で「日米首脳会談について何時ということが現時点において決まっているわけではない」と語った。
そのうえで「来週、G7サミットで大統領に会う、それまでに一定の前進があれば、それはそれで良いんだが、日米双方によって利益となる合意を実現するということが重要なのであって、早期に合意することを優先するあまり、日本の国益を損なうことはないということです」とカナダで開かれるG7サミットでの日米首脳会談に関して「何ら決まっているものではない」とした。
与野党党首会談を行った意義については「国難とも言うべき状況ではおきましては超党派で検討・対応する必要があるという趣旨で、来週G7サミットもあり、トランプ米大統領との会談ということも可能性としてあるわけで、その前に改めて各党の御意見を承るという趣旨。私から現状申し上げられる交渉状況、我が国が交渉に臨む方針ということについてお話をし、各党から御意見を頂いた」とした。(編集担当:森高龍二)