7月の参院選の前哨戦ともいわれる都議選(定数127)が22日、投開票で実施された。自民は12議席減らし21議席と過去最低の議席数になった。

一方、都民が改選前と同数の31議席を得て、第1党に返り咲いた。


 目立ったのは国民民主で「ゼロ」から9議席を得る快進撃。立憲も2議席増やし17議席になった。参政も「ゼロ」から3議席を得た。


 一方、公明は4議席減り19議席、共産も5議席減り14議席、維新は唯一の議席を無くした。ネットは改選前の1議席を守った。無所属ほかは12議席となった。


 自民、公明、共産が大幅な議席減の一方、国民と参政の躍進がめだつ結果になった。立憲も議席を伸ばした。今回選挙の投票率は47.59%で前回を5.20ポイント上回った。


 自民都連の井上信治会長は「非常に厳しい結果と受け止めている。訴えがなかなか届かなかった」とした。

SNSでは「当然の結果」「思ったより議席獲得したね」など酷評が多く、裏金問題が大きく響いた。(編集担当:森高龍二)

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