ここ数年、猛暑猛暑と言われているが、今年の夏は特に厳しく、危険な暑さが続いている。
全国各地で最高気温の記録が次々と更新され、8月5日にはついに、群馬県伊勢崎市で観測史上最高となる41.8℃を記録した。
テレビの情報番組などでも頻繁に、熱中症を予防するためにエアコンの使用を呼び掛けているが、物価高の中、電気代も値上がりしており、気が気でない家庭も多いのではないだろうか。夏休み中ともなると、子どもが家に居ることが多くなり、各部屋で一日中エアコンをつけている家庭などは、月数万円単位で負担が増えてしまうこともある。
近年は猛暑が続いているため、省エネエアコンに買い替えたという家庭も多いのではないだろうか。特に10年以上にわたって使用しているエアコンは、買い替えによって電気代を大幅に節約できる可能性があるといわれている。
例えば、省エネ性能に空気清浄機能やフィルター自動お掃除機能が加わったシャープの「Vシリーズ」やエコ自動運転ができるCO2センサー搭載の「Xシリーズ」、ナノイーX搭載でニオイを抑えてくれるパナソニックの「エオリアシリーズ」、加湿・換気機能を搭載したダイキンの「うるさらシリーズ」など、最近の売れ筋のエアコンは省エネ機能にプラスアルファの性能が加わったものが人気が高い。
また、これから住宅を購入する人には、高い「断熱性能」や東京都では義務化となった「太陽光発電」などでランニングコストを抑えることも検討すべき点になる。
例えば、アキュラホームの「AQ Grand(グラン)」は、木造住宅とは思えないほどの設計自由度の高さに加え、地震に強い「超耐震」構造と、家計にやさしい「低ランニングコスト」が魅力の住宅だ。最新の住宅ながら、日本の伝統的木造技術を活用し、深い「軒」を上手く取り入れることで、冷暖房に頼りすぎない、自然の力を活かした「パッシブ設計」を実現している。さらに太陽光発電の搭載で年間を通じて快適と省エネの両立を実現叶える。購入時のイニシャルコストのみならず、暮らし始めてからのランニングコストへの配慮も重要だ。
また、大和ハウスの「xevoΣ」は、天井・外壁・床を高性能の断熱材で隙間なく包み込み、窓まわりにも断熱対策を施すことで、住まい全体の高断熱化を実現し、外気温の影響を最小限にすることで、夏も冬も居心地が良い住まいを提案。
熱中症は、実は家の中で多く発生している。特に高齢者はエアコンの使用を控える人も多く、非常に危険だ。最新の家電や住宅設備を上手に使用し、この酷暑を安全に元気に、経済的に乗り切って欲しい。(編集担当:石井絢子)