石破茂総理は15日までの会見で、戦後80年を迎えたのを受けての総理としてのメッセージについて、記者団に問われ「戦争の記憶を風化させないこと、このような戦争を2度と行わないこと」の観点が大事とした。


 そのうえで「今までの談話を踏まえた上で、そこに提起されているもの、なお我々が考えていかねばならないものについて申し上げるということも一つの意義かと考えている」と答えた。


 石破総理は「これまでの内閣総理大臣談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」とし「今後も引き継いでいくもの」と述べた。内容については「まだ具体的に内容が決まっておるものではございません」と答えた。


 石破総理の「戦後80年メッセージ」を巡っては、ネット上で長崎市の被爆3世の木村暁代さんが「石破総理大臣は戦後80年談話を閣議決定してください!」と談話を求める署名活動を行っており、16日午前10時半過ぎには1万9843人が賛同している。(編集担当:森高龍二)

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