中谷元防衛大臣は7日午後の会見で陸自佐賀駐屯地にオスプレイ17機が8月に配備され、本格運用が始まっているが「夜間飛行訓練や低空飛行訓練実施の際には訓練の規模含め地元地域の実情等を踏まえ、地元の皆様に適切に情報提供していきたい」と情報提供していくとした。実施時期については「確定していない」と述べた。


また佐賀市の特定防衛施設関連市町村への指定について「環境整備法第9条の規定に基づき、防衛施設の設置また運用が周辺地域における生活環境等にどの程度影響を与えるものであるかを考慮の上、具体的な状況を踏まえて指定する規定になっている」と説明。


 中谷大臣は「現在17機のオスプレイが配備完了したところであり、まずオスプレイの配備によってどのような影響があるのか、しっかり見ながら検討していかなければならないので、その後、検討していきたい」とした。


 また目達原駐屯地のヘリコプターの佐賀駐屯地への移駐について「具体的な時期は佐賀駐屯地の施設整備状況を踏まえつつ検討。現時点で決まったものはない」とした。(編集担当:森高龍二)

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