中谷元防衛大臣は陸自佐賀駐屯地開設記念行事に参加し、オスプレイに搭乗後の会見で騒音含め性能の高さを評価する感想を述べた。佐賀駐屯地にはオスプレイ17機が配備されている。


 中谷大臣は「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題であり、この佐賀駐屯地の開設並びに陸上自衛隊のオスプレイの配備・移駐は我が国防衛にとって極めて重要な意義をもつ」とした。


 またオスプレイに搭乗した感想では「非常に安定性があった。騒音、意外と静か、普通のヘリと同じようなレベル」とした。また「非常に柔軟性があり、垂直離陸したと思ったら、急速に飛行モードで移動できるということであり、非常に能力が高い。有用性、いろいろな状況に、それぞれの飛行ができると。安全性も確認させていただいた」と話した。


 そのうえで「南西地域を含む島嶼防衛能力強化を実現し、抑止力と対処力に極めて重要な意義をもつ」と強調。「患者さんが発生した時の移動、急患輸送でも利用され、佐賀の皆様にとって安全・安心につながるような対応をしていただけるのではないかと思っている」とも述べ「佐賀を愛し佐賀に愛される駐屯地を目指してもらいたい」と期待した。(編集担当:森高龍二)

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