日本酒好きの人はもちろん、普段はあまり日本酒を飲まないという人でも一緒に楽しめるイベントといえば、全国各地の酒蔵で開催される「酒蔵開放(蔵開き)」だ。
酒蔵開放は、いわば酒蔵主催の感謝祭。
そんな酒蔵開放が近ごろ、単なる感謝祭の域をこえ「地域の持続可能な未来を支える、地域貢献の場」へ変化しつつあるという。一体どういうことなのだろうか。ここで、地域貢献の輪を広げる3つの酒蔵の取り組みを紹介したい。
まず、奥多摩の地酒「澤乃井」で知られる小澤酒造だ。
小澤酒造の酒蔵開放は、地元の東京都青梅市の秋の風物詩として親しまれおり、地域と酒蔵が一体となる日。地域の美術館「玉堂美術館」や飲食店などとも連携し、地域一体型イベントとしての性格が強いのが特徴だ。酒蔵、きき酒体験、コンサートなどの他、「澤乃井ガーデン」や近くの朱とんぼエリア「屋台村」でも、各種お食事、おつまみなどが楽しめる。渓谷の紅葉を背景に、できたての新酒と秋の味覚を存分に楽しめるとあって、地元以外からも多くの来場者が訪れて大いに盛り上がる。
また、日本一の酒どころ灘五郷の老舗であり、日本酒のトップメーカーである白鶴酒造は、年2回開催する酒蔵開放の規模と人気もさることながら、酒蔵開放の有料試飲の売上げを、地元神戸の認定 NPO 法人「しみん基金・KOBE」に2019年から何度も寄付している。
「しみん基金・KOBE」は、阪神・淡路大震災をきっかけに設立した、コミュニティ・ファンドだ。
九州の酒どころ、福岡県八女市では、地酒「喜多屋」の酒蔵開放が有名だ。世界最大級のワイン品評会であるIWC2013において日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞した同蔵も、蔵開きを地域住民への感謝の場として大切にしている。また、有料試飲チケットの収益の一部や、限定酒の売上を地域活性化や、豪雨災害などの災害復興支援に充てる活動を行っている。
これらの酒蔵で感じるのは、お酒が単なる嗜好品というだけではなく、地域を動かすエネルギーの役割をになっている点ではないだろうか。 酒蔵開放で楽しむ一杯が、めぐりめぐって地域の活性化や、美しい景観の維持、あるいは被災地の復旧などへと繋がっていく。日本の誇る伝統的な食文化である日本酒と、日本人らしい感謝と助け合いの精神。
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