究極の選択を迫る極限設定、被害者に仕掛けられる戦慄のゲーム、そして緻密に計算された驚愕のクライマックスで常に観客を恐怖と興奮の境地へと連れて行く『ソウ』シリーズ。
その『ソウ』の精神を受け継ぎつつ、過去シリーズを完全に刷新し、新たな進化を遂げた『スパイラル:ソウ オールリセット』。タイトルから『ソウ』を外し、新たに『スパイラル』と銘打った本作は、過去シリーズと関係する登場人物は一新され、物語をリセットした。
“『ソウ』シリーズであって、『ソウ』ではない”、完全なる新章である本作は、『ソウ』を知り尽くし、愛し続けた者たちによって生み出された。監督を務めるのはダーレン・リン・バウズマン。『ソウ2』『ソウ3』『ソウ4』の監督を務め、ジェームズ・ワン&リー・ワネルが創造した『ソウ』の世界観を拡張した“シリーズ育ての親”が、再びシリーズの再構築を成し遂げる。
およそ1年の公開延期を経て2021年5月12日に公開された全米ではコロナ禍にも関わらず、映画館のみでの上映を決断。全米中のホラーファンがこぞって映画館に駆け付け、初登場2週連続No.1を獲得。全米映画興行復活を象徴する1作となった。
【あわせて読む】『賭ケグルイ』でギャンブル狂を怪演 女優・柳美稀、役とは正反対“人見知りのゲーマー”な素顔