そんなまぁみの1st写真集『Maami』(KADOKAWA)が7月26日に発売された。セルフプロデュースのもと、ギャルの一面はもちろんナチュラルメイクの素の姿も大胆に披露している。今回はそんな写真集へ詰め込んだこだわりとギャルであることの矜持を語ってもらった。
【写真】太陽のような笑顔が魅力、まぁみの笑顔全開の爽やか撮りおろし【15点】
──1st写真集『Maami』が発売になりましたが、写真集を出したいという思いは以前からあったんですか?
まぁみ そうですね。でも写真集を出せる人ってすごいしレベルが高いなとも感じていて、「私には無理無理」って思っていました。でも頭のどこかでは「いいなぁ」という羨ましい気持ちもあって。そんなときに突然写真集の話をもらって、「え!? やる!」って即答しました(笑)。マジでめっちゃ嬉しかったです。今回出す写真集は十代から二十代になる節目のタイミングだし、誕生月に出せるというのも嬉しいポイントでした。
──それまで誰かの写真集を手に取ったことはあったんですか?
まぁみ ちゃんと見たことはなかったです。だから写真集が決まってから、画像検索をして、(藤田)ニコルちゃんの写真集はエロいなぁと思いました。
──水着になることに抵抗はなかったんですか?
まぁみ もともとグラビアもやらせていただいていたので抵抗はなくて、逆に「やっちゃっていいんですか?」って感じでした(笑)。
──先行カットも、なかなかの露出度でしたよね。
まぁみ あれも全部、私から提案したんです! 今回は全部セルフメイクで、衣装も「こういうのを着たい」って打ち合わせのときに伝えて。
──中の系統はかなりバラバラですが、これもまぁみさんのこだわりなんですか?
まぁみ そうです。写真集って衣装やメイクが1系統ぐらいのイメージだったんですけど、私はいろんな系統をやりたいなと思っていて。その思いを担当編集さんにぶつけたら、ノリノリでOKしてくれて(笑)。「まぁみちゃんのやりたいようにやろう」って感じだったので遠慮なく衣装のイメージ画像を送りつけていたら、撮影当日は私の大好きなネオンカラーのものをはじめ、イメージドンピシャの衣装が揃っていてびっくりしました。
──写真集の前半と後半では衣装のテイストも変わって、どんどん大人っぽくなっていきますね。
まぁみ みんなギャルの私は知っているし、「十代から二十代になる私を見せよう」と、制作当初はナチュラルメイクを多めにしようと思ったんです。だけど、ナチュラルメイクでいると全然自信が出なくて……。こういう取材でも、ギャルメイクだと目を見て話せるんですけど、ナチュラルだとめっちゃおどおどするし、撮影も自信ありげな顔ができなくなっちゃうんです。
──まぁみさんにとってギャルメイクは戦闘服みたいなものなんですね。
まぁみ だから撮影中も頭の中で「ギャルメイクしたいなぁ……」と思っていたら、途中で担当編集さんが「ギャルやりたいんでしょ?」って察してくれて(笑)。だから途中でギャルメイクを解禁したんです。
──確かに割合で言うとナチュラルメイクの写真は少な目ですね。
まぁみ 写真で見てもナチュラルは恥ずかしい! だけど、大人っぽさを意識しつつ、勇気を出してナチュラルな私を収録しています(笑)。あとはギャルメイクにしても、はっちゃけ系と、しっとり系があって。この写真集でも前半はぎゃんぎゃんギャルメイクのはっちゃけ系なんですけど、茅ヶ崎のプールで撮った写真はしっとり系で、同じギャルでも親しみやすいメイクにしているんです。
──一口にギャルメイクと言っても、系統があるんですね。
まぁみ はっちゃけ系は近付きがたいから見るだけでいい感じ、しっとり系は少し控えめ、みたいな。普段の私ははっちゃけ系が多いんですけど、今回そこの系統分けはこだわりました。
──実際どんなところが違うんですか?
まぁみ 細かい話になっちゃうんですけど、はっちゃけ系はシャドウとかを濃くして、ラメを入れたりします。
──衣装やメイク以外でも、何かリクエストはしましたか?
まぁみ カメラマンさんに、こういう画角で撮ってほしいとか、こっち側から撮ってほしいとか、結構リクエストしました。怒られちゃうんじゃないかなってヒヤッとしたんですけど、逆に「大賛成! 確かにそっちの方がいいよ」ってノリノリで撮影してくれました。
──まぁみさんと仕事すると、みんなノリノリになるんですね(笑)。
まぁみ そうなんです(笑)。楽しかったですね。
(取材・文/猪口貴裕)
▽まぁみ(小田愛実)
2001年7月9日生まれ、茨城県出身。まぁみの愛称で知られる、ギャル雑誌『egg』の専属モデル。
Twitter:@maaaami79
Instagram:maaaami79