今年6月に結成11周年を迎え、7月1日より第5章がスタートしたアイドルグループ・SUPER☆GiRLS。6代目リーダーに就任した阿部夢梨を軸にアイドル界の王道をひた走る彼女たちに、新たに3人の新メンバーが加わった。
今回、第5章のスパガをさらにパワーアップするべく仲間入りを果たした新メンバー一人ひとりにインタビューを慣行。オオトリは“口から先に生まれた美少女”萩田帆風が飾る。自他共に認める元気キャラにとどまらない、意外過ぎる姿が一面も二面も炸裂!?

【写真】太陽のように輝く笑顔、萩田帆風の撮り下ろしショット

──SUPER☆GiRLSの萩田帆風として出発してから約2ヵ月、これまでの活動から変化は大分あったのでは?

萩田 はい。レコーディング、MV撮影、衣装を着てライブに出演……もう、毎日体験することが、どれも初めてのことばかり。その初めてがどれも楽しく充実していて、この約2ヵ月という時間はあっという間に過ぎ去りました。中でもライブはすごく楽しいですね。人前に出ることや、踊ること自体は元々好きで、そこにさらに衣装を着てスパガの曲を披露するという体験に感動しています。

──SHOWROOMなどを拝見すると、早々にスパガの空気に溶け込んでいますよね。

萩田 先輩のみなさんがすごい優しく、私たち3人を温かく迎え入れてくれたので、私たちとしてもすぐに素が出せたんです。みんなに助けられました。

──加入前に抱いていたスパガへの印象は、加入後に変わりました?

萩田 想像と全然違いましたね。正直加入前までは、大人数での活動に不安がありました。
学生時代……高校2年生のときに「女子高生ミスコン2017-2018」を受けたとき、周りから心無い言葉を言われた経験があったので、女の子だけの場に果たして馴染めるのかという不安があって。失礼ですが「スパガも、もしかしたら……」と考えたこともありました。そうしたら、スパガのみんなは、入ってすぐに「あれ? 何が不安なんだっけ?」と忘れちゃうぐらいすごく優しくて。まるで、昔からの友だちだったかのような温かい空気感で迎えてくれました。

──どなたと今は良く話しますか?

萩田 (阿部)夢梨ちゃんと、(坂林)佳奈ちゃん。私が結構ガツガツ話しかけていくタイプで、二人はすぐにワッと乗って話してくれたので嬉しかったです。特に私としてはボケているつもりはないのですが、夢梨ちゃんが「それ、違うでしょ」と何かとキレキレのツッコミを入れてくるんですよ。それがメチャクチャ面白くて、毎日が楽しいんですよ(笑)。

──ツッコまれるのが好きなんですか(笑)。

萩田 ツッコミが入るだけで、なんか会話が弾むじゃないですか! 私、楽しいことが好きなんですよ。

──お披露目の日、阿部さんが「年齢が近いから『敬語じゃなくていいよ』と言ってから数時間後に『お弁当ちょうだい』と言われ、ド肝を抜かれた」と発言されていたのがすごくインパクトがあって。

萩田 あ~! あのときは夢梨ちゃんと隣の席になったので色々と緊張していたら「敬語、使わなくていいよ」と言ってくれて。
「それなら!」と思い、ご飯のときに「夢梨ちゃん、サンドウィッチ、交換しない?」って言ったんですよ。その瞬間のことを先輩方に聞いたら「えぇっ、この子タメ語!?」という空気になったらしく(笑)。メチャクチャ驚かれましたね。

──と、一見天真爛漫に見える萩田さんですが、実は人見知りだと。

萩田 そう! 初対面の方とは10分間ぐらいはまともに顔も見られません。

──実際に今もうつむき加減で話していますからね。

萩田 いや~、バレていましたか(照笑)。慣れるまでは超人見知りが出ちゃうんですよ。なのに「人見知り」と言っても誰にも信じてもらえないんですよねえ。

──先ほども話題に上がりましたが、2017年に「女子高生ミスコン」準グランプリを獲得。そこからグラビア活動や舞台、バラエティに出演されてきたので、こうしてスパガに加入したのは驚きでした。

萩田 正直今年に入るまで、私もアイドルになれるとは想像していませんでした。
1人で活動していたころは「テレビタレント」を目標にしていたので、アイドルは元々大好きではありつつも自分の将来の選択肢としてはあまり考えていなかったんです。「オーディションを受けない?」とお声かけいただいてから、約半年後にスパガの一員としてステージに立っているのは、なんと言いますか不思議という言葉以外思いつきませんね。

──「アイドル、面白そうかも」という気持ちになった理由は?

萩田 事務所に入りたてのころは演技をたくさん学びたかったので、それ以外の色々なものを避けてしまって。結果、たくさんのチャンスを逃してしまって、すごく後悔していたんですよ。なので、オーディションのお話をいただいたとき、自分1人の理想を追い求めるより、たくさんの人たちと一緒に色んな出来事を経験して、そこで生まれる予想できない可能性を追ってみたいなと思ったんです。オーディションのお話をいただく前まで、ダンス・歌のレッスンを受けていなかったのですが、そこからすぐにメチャクチャ練習しました。

──えぇっ!? ということは、ダンス・歌を本格的に始めたのは今年に入ってからということですか? すでにメチャクチャ踊れていますよね。

萩田 本当ですか!? イエ~イ(笑)! 元々モダンバレエを経験していたので、踊りを覚えるのは慣れていたんです。それに自分は勢いよくバーンと行けない上、目標に向けてコツコツと積み上げていかないと自信が持てない人間なので、とにかく1つずつ積み上げていった結果です。……私、超マジメなんですよ!!!

──いやあ、それは十分わかっていますよ(笑)。

萩田 自分で言うと信憑性全然ないのはわかっていますが、敢えてここで超アピールしておきます(笑)!

──萩田さんから見た同期のお二人はいかがです?

萩田 (竹内)ななみはすごく頭が良いからツッコミがキレッキレで、「違うやろ!」と、私が何か言うたびにツッコんでくれるんですよ。あまりにも私が騒ぐたびにツッコむので、この前「段々扱いが分かってきたわ」と、いよいよ私の色々を見破ってきました(笑)。
ここちゃん(田中想)は、可愛い妹キャラなのは間違いないのですが、意外にハッキリとした性格ですごく話が合うんですよ。楽屋で私とここちゃんがふざけていると、ななみが「おい!」とツッコミを入れる、というすごく良いバランスのとれた関係です。

──今は悩みなく、楽しくやれているようで良かった。

萩田 いや~、1つだけあるんですよ。ファンの方に「もう、1年ぐらいスパガで活動しているみたい」って、新人感が全然ないと言われるんですよ。「ウソでしょ!?」って自分でも驚いていて(爆笑)。

──それは裏をかえせば、水のようにスパガに馴染んでいるということですよ(笑)。

萩田 それなら嬉しいことですけれど、個人的にはフレッシュさをちゃんと出したくって。出てないの? 感じ取ってもらえないの!? どうやったら出せるんでしょうねえ~……困っています(苦笑)。

──大丈夫です! これから出せる環境がたくさん来ますから。着実に自分の一歩を進んでいく萩田さんが、その歩みを積み上げた先にどんな夢や目標があるのでしょう?

萩田 こうしてスパガの一員になったからには、有名になりたいですし、大きなステージにみんなで立ちたいという想いは強くあります。私たち新メンバーは新しい風を吹かせられるように、スパガをより良くするためにもっと努力していける自分でいたいですね。
個人的にはタレントとしてバラエティにも出演したいという目標もあるので、そのために私がスパガの入り口になるぐらい、自分を磨いていければいいなと思っています。家族や友だち、たくさん応援してくれている人がいるので、少しでも私を支えてくださる方たちに恩返しがしていきたいですね。

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▽萩田帆風(はぎた・ほのか)
SUPER☆GiRLSのスウィート・オレンジ担当。天真爛漫な姿で人気を集め、「女子高校生ミスコン2017-2018」準グランプリ・フリュー賞受賞の経歴を持つ。最新シングル『WELCOME☆夏空ピース!!!!!』が絶賛発売中。
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