佐久間宣行のオールナイトニッポン大感謝祭、劇団ひとりと「キス我慢選手権」の裏話も (2021年11月13日)

『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』（毎週水曜深夜3時～）のイベント「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)リスナー大感謝祭2021～freedom fanfare～」が、11月12日（金）に東京・国際フォーラム・ホールAにて開催された。【写真】Creepy NutsのDJ松永も登場、大感謝祭2021の模様【7点】今年1月に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた同イベント。リスナーにとって待ちに待ったイベントだったが、その期待に応えるように劇団ひとりやDJ松永をゲストに迎えてのトーク、ここでしか聴けない佐久間の珠玉のフリートークやリスナー企画などが次々と披露され、東京国際フォーラム・ホールAに集まった5000人のファンはもちろん、配信で見ているリスナーも熱狂させて幕を閉じた。開演時間となり照明が暗転したかと思えば、会場には雷鳴が鳴り響く。大しけの海をイメージしたステージ中央からは海賊船の船首に乗った佐久間宣行が真っ赤な船長のコスチュームを身にまとい、颯爽と登場した。剣を高々と掲げた佐久間は「ヨーソロー！野郎ども！！宴の準備はできているか！？」と会場に集まったリスナ―に向けて雄叫びをあげ、イベントはスタート。船首から降りてきた佐久間は5000人で埋まった客席を見て「いやぁ、すげえな」と一言。「満員で迎えられて嬉しいです！」と感激をあらわにすると、リスナーからは大きな拍手が送られた。オープニングトークでは、サプライズゲストとして登場する予定だったサンボマスターの山口隆が網膜剥離のため出演できなくなったことが発表された。佐久間はサンボマスターからのメッセージを紹介し、「自分たちも楽しみにしていたので、とても残念です。次の機会がありましたら是非参加したいので、佐久間船長、またイベント開催をお願いします！」というメッセージが伝えられると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。オープニングの後は、番組でも定評のある佐久間のフリートーク。5000人の前で話すフリートークだけに珠玉のネタをこの日のために用意してきた佐久間。「ここでしか話せない話をみなさんを信用してお話します」と断ったあと、ステージに映し出されたテーマは「大物芸能人に迷惑をかけた話」。佐久間が「迷惑をかけた」という超大物芸能人3名の名前とエピソードが語られ、会場は大爆笑に包まれた。この後は、リスナーが送ってくれたアイデアをバンバン入れてイベントを展開したいという佐久間の思いが詰まったコーナーが続く。リスナーから番組中に演者に指示を与える際に見せる架空の「カンペ」を募集する名物コーナー「カンペッ！」ではリスナーからの渾身のメールが紹介されたほか、リスナーのアイデアから生まれたチュロスをただ上げたり下げたりするだけのゲーム『チュロ上げゲーム』や『テニスの王子様』好きの娘に佐久間が「ちゃんと詳しいんだぞ」ということを証明するために行う企画「クイズ！テニスの王子様！！」などが続いた。佐久間ひとりで行うコーナーはここまで。最初のゲストに『イカゲーム』のジャージを身にまとった劇団ひとりが登場。佐久間がプロデューサーを務める『ゴッドタン』にレギュラー出演し、かれこれ10年以上の付き合いとなる2人。親交が深いからこそ語ることのできる秘話を次々と披露した。伝説の「キス我慢選手権」のエピソードや、バナナマンやおぎやはぎらの“天才”ぶりについて、さらに「ここに集まったリスナーは信用できるから」とギリギリのとっておき情報までをも明かし、会場に集まったリスナーを大いに沸かせた。劇団ひとりとのトークが終わると、ステージは佐久間ひとりに。冒頭で説明された通り、サンボマスターがサプライズで登場する予定で、佐久間がサンボマスターとのセッションを残念がっていると、ステージにはCreepy NutsのDJ松永が登場。昨日オファーを受けて出演を快諾したらしく、しかも明後日、横浜アリーナでツアー千秋楽が行われるにも関わらず来てくれたDJ松永に、佐久間は感謝を伝えた。DJ松永は、『ファーストサマーウイカのANN0』イベントにもゲスト出演し大活躍したことで、ニッポン放送内で「ミラクルボーイ」と呼ばれているという裏話まで明かされていた。そんな松永は「オリンピックみたいなの見たいな～」という無茶ぶりにも応え、Creepy Nutsスタッフが横浜アリーナから急きょ運び込んだというDJ機材を使って、リハーサルなしの状態で見事なDJを披露した。エンディングでは、2019年に本多劇場で行った同番組の初のイベントで語った母親の話にちなみ、今回は今まで語ったことがないという佐久間の父親の話を披露。エンドロールへつなぎ感動に包まれる中、再び佐久間がステージに登場。スタッフからは「次、どこでやります？」というカンペが出されて、ちょっと戸惑いながらも佐久間は「やれたらいいですね！」と力強い一言。佐久間は「最高のお客さんと共に最高の時間を過ごせました！」と改めてリスナーへの感謝を述べ、最後は、「野郎ども！港に別れを告げろ！ヨーソロー！」と恒例の挨拶でイベントを締めくくった。なお、イベントホームページでは、11月28日(日）23時59分まで、同イベントの模様が配信されている。【あわせて読む】元テレ東・佐久間宣行が語るサラリーマン処世術「“何でもやります”は人員整理の材料にされるだけ」