AKB48で現在はタレントや女優として活躍している大和田南那が、11月30日(火)に自身2冊目となる写真集『private』(光文社)を発売した。香川県と徳島県で撮影した今作の見どころとこだわりを聞いた。
(前後編の前編)

【写真】1st写真集より大人っぽくなった、大和田南那の撮りおろしカット【12点】

──ちょうど1年前にもインタビューさせていただきましたが、そのときに今後の抱負として「もっとグラビアを頑張っていきたいです」と仰っていました。今年は、その言葉通りの活躍でしたね。

大和田 有言実行ですね(笑)。定期的にいろんな雑誌に出させていただいて、ありがたい限りです。

──30日にセカンド写真集『Private』が発売になりましたが、この写真集のためにダイエットに励んだとお聞きしました。

大和田 前回の写真集のときは1カ月で過酷なダイエットをして、めっちゃきつかった記憶があったんです。だから今回は徐々に痩せようと2カ月前ぐらいから食事制限をして、ピーク時よりも5キロぐらい痩せました。でも結局写真集の撮影が終わってからジムにも通い始めたんですよね(笑)。

──どうして、撮影が終わった後のタイミングでジム通いを?

大和田 YouTubeチャンネルの企画でダイエット宣言をしたからですね(笑)。……実は先ほど5キロ痩せたって言いましたけど、写真集の撮影期間中に2、3キロ戻ってしまったんですよ。

──撮影期間中にですか(笑)。

大和田 ロケで行った香川県のうどんが美味し過ぎて食べ過ぎちゃって……(笑)。
ダイエット期間中にYouTubeの大食い動画を観て「痩せたら私もこれだけ食べられるんだ」って我慢していた反動もあったのかもしれません。

──ジムにはどのぐらいの頻度で通っているんですか?

大和田 週2ぐらいです。どうしても自分では追い込めないので、パーソナルトレーナーの方についてもらって食事も見直しています。有酸素運動のために週1でキックボクシングにも通っています。運動が苦手な私にしては、かなり頑張っているんじゃないかな(笑)。毎度「もう帰りたい」って連呼しながら耐え抜いています。

──どういうボディを目指しているんですか?

大和田 理想で言うと、TWICEのモモちゃんです。いい具合に胸もお尻もあって、でも締まるところはキュッとしまって、筋肉も付いているんですよね。毎回、「モモちゃんを目指している」ってトレーナーさんに言うんですけど、「今のペースだと1年ぐらい頑張らないとダメだよ。もっと早く結果を出すには、食事制限を頑張るか、もっと筋トレを増やすかしないと難しい」と言われて、それは厳しいなと……。

──週3日で体を鍛えていて、しんどくないですか?

大和田 それが体を動かしていた方が、気持ち的にすっきりしてポジティブになれる気がするんですよ。家の中にいるとずーっとゲームをしたり、本を読んだりして、外に出なくなっちゃうので、心身ともに良くないのかなって。
コロナ禍の自粛期間中は食べて、寝て、ゲームをしての繰り返しで、コンビニすら行かないような状態でしたからね(笑)。

──今回の写真集は、事前にどんな内容にしようというお話があったんですか?

大和田 20歳も過ぎて、ファースト写真集とは違った大人っぽい感じにできたらいいねということで、露出も前回と比べて多くしました。自分的にも大人っぽく撮れたのかなって思います。

──手ブラの先行カットが話題になりましたよね。

大和田 友達はもちろん、家族や親戚からも「見たよ」「手ブラのインパクトがすごい!」ってたくさん連絡がきました。『FLASH』さんに先行カットが掲載されたときも今までにないぐらい「買ったよ」って声が届きましたし、おばあちゃんに至っては「3冊買ったけど保存用にしたので中身を見ていないから」って、私の実家で『FLASH』を見ていました(笑)。

──おばあちゃんにグラビアを見られるのは恥ずかしくないんですか?

大和田 全然! むしろ見てほしいですね。家族からは浮き輪でプールに浮かんでいる写真が「南那っぽい」と好評でした。お父さんからは「予約したよ」って連絡があって「お渡し会にも行こうかな」と言っていました(笑)。

──一糸まとわぬようなカットもありました。

大和田 自然な流れで撮っていただいたので、緊張せずにリラックスした状態で臨めました。あとAKB48時代にインパンとか見せブラで過ごしている人が周りに多すぎて、どこまで見せちゃっていいのか分からなくなって、完全に感覚が狂ったのもありますね(笑)。
手ブラも、元々はする予定ではなかったんですけど撮影中の流れ生まれたカットなんです。

──特にお気に入りのカットは?

大和田 透け透けのランジェリーを着たカットです! 普段から好きでランジェリーをしょっちゅう買うんですけど、Tバックは装着感が苦手で、こういう透け透けのが見た目も含めてドンピシャ。女の子全員こういうランジェリーを着てほしいくらい(笑)。グラビアを見るときも、個人的に水着や裸よりも、何か着ている方がエロいなと感じるんです。たとえば、Tシャツ越しから肌がちらっと見える……みたいな。この写真集にも、ざっくりしたニットを着ているカットがあって、着てないよりもエロくないですか?

──確かにすごくセクシーですね。表情やポーズのバリエーションも豊富ですが、この1年でグラビアに対する意識も変化しましたか?

大和田 だいぶ変わったと思います。いろいろな撮影を経験していく中でカメラマンさんからたくさんポージングを教えてもらいましたし、自分でもいろいろなグラビアを見て「こういうポーズもあるんだ」って参考にしました。

──遊園地やプールのシーンでは無邪気な表情も見せていますが、ウォータースライダーの写真はインパクトがすごいですね。

大和田 これは本当に怖くてヤバかったんですよ! そもそも私は水がめっちゃ苦手なんです。唯一の弱点が水ってくらい(笑)。だからウォータースライダーもドキドキしていたんですけど、表情が崩れないように意識して、いい感じで撮れたかなと。
頑張ったので使われて良かったです。

──ページ構成にも、ちょっとした仕掛けがあって面白いですね。

大和田 見終えた後に、また最初から見返してしまいたくなる構成で、「無限ループに引き込まれる感覚」になってもらえるかなと思います。

>>後編に続く

(取材・文/猪口貴裕)
▽大和田南那(おおわだ・なな)
1999年9月15日生まれ、千葉県出身。2013年にAKB48の15期生として加入し、2017年に卒業。現在は女優、タレントとして活躍中。
Twitter:@Nana_Owada728
Instagram:nanaowada_official
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