5月10日、「第2回AKB48グループ ドラフト会議」が有明コロシアムにて開催され、ドラフト候補生47名のうち、各チームが計24名を指名し、それぞれ交渉権を獲得した。  ドラフト会議は各グループのチームキャプテン(SKE48はリーダー)と各劇場支配人、ドラフト生をスカウトする「スカウトマン」(スカウトマンはそれぞれのチームメンバーから選出)で協議し、候補者の中から自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。
第1回は2013年11月に行われ、AKB48川本紗矢やHKT48山本茉央らが加入している。 3月のオーディションに合格後、厳しいレッスンを積んできたドラフト候補生は、4月には各劇場で前座を務めるなど、今日この日の為に備えてきた。一方、各チームも今回から導入されたスカウトマンをレッスン場に派遣し情報収集するなど、着々と指名の準備を進めてきた。  そして、いよいよ運命のドラフト会議本番。候補生は先輩たちの楽曲をパフォーマンスし、これまでのレッスンの成果を必死にアピール。各チームメンバーもダンススキルや表情を真剣にチェック。質疑応答でも、積極的に質問が飛び交っていた。 1巡目では、3チームの重複指名を受けた候補生が2名も出る白熱ぶり。チームA、N、BIIが重複指名した樋渡結依を、島崎遥香が前回同様ヒキの強さを見せ、チームAが交渉権を獲得。また、第1期生オーディション中のNGT48は、北原里英柏木由紀が「即戦力」をテーマに、バイトAKBの経験のある2名(西潟茉莉奈、荻野由佳)を重複なく指名し交渉権を獲得した。  高橋みなみはイベント終了後、「目の前で頑張っている姿を見ていて、全員指名したい気持ちは山々だったんですけど、やはり一緒に頑張っていくメンバーを自分たちが指名するという責任を持たなければいけないと思いました。今回選ばれた子は、選ばれなかった子の分も頑張ってほしい」と話し、ドラフト生の熱意に打たれたようだった。
 指名を受けた候補者は、今後指名した各チームとの交渉・調整を経て、チーム研究生としての加入が正式に決定し、その後は正規メンバーを目指して活動することになる。交渉の結果については、今後オフィシャルサイト等で発表される予定だ。
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