【写真】大人のお姉さん感と素のかわいさにじむ雪平莉左の撮りおろしカット【10点】
ミステリアスなシンデレラ──。今回、雪平莉左に話を聞いてみたいと思ったのは、今年の飛躍的な活躍ぶりに反して、個人的に、彼女の”深み”に触れきれなかった実感があったからだ。注目のきっかけは、昨年夏、WEB版・東京カレンダーの企画「東京プールラバー2020」で披露した水着スナップ。57センチのウエストと、”大人のお姉さん”らしい落ち着いた色っぽさで、たちまち読者を魅了した。
今年1月には、『週刊ヤングジャンプ』がイチオシする“2021年のグラビアを盛り上げる美女12人”のなかの1人として同誌に初登場。さらに次号、ソロで巻末グラビアを飾り、異例の2号連続登場を果たした。同誌で見せていたのは、『東京カレンダー』の大人っぽさとは打って変わったカジュアルなグラビア。グルメ誌と漫画誌におけるテイストの違いがあるとはいえ、眩いほど強烈なファーストインプレッションと、続けて繰り出された親しみやすさのギャップに、戸惑いを感じずにはいられなかった。
「東カレさんでのイメージもあって、最初はどの雑誌でも“大人のお姉さん”な感じでグラビアをやらせてもらうことが多かったんですよね。多分、私の見た目にも合っているんだろうし、そういう風に見ていただけるのは嬉しいんですけど、実際の私は、クール系よりもかわいい系の方が好きなんです。意外に思われるかもしれませんが、結構、いじられキャラでもあるんですよ(笑)。
ヤンジャンさんは、何度かお話しさせていただく中で、そういう私の素のキャラクターを汲み取ってくださったんですよね。かわいい系だったり、爽やか系だったり、いろんな振り幅でのグラビアを考えてくださったので、私としてはものすごくありがたかったです。来年はグラビアを通して、さらに“大人のお姉さん”とは違った一面をみなさんにお見せしていきたいですね」
『週刊ヤングジャンプ』初登場から約半年経った7月には、同誌にて、初のソロ表紙に抜擢。さらにその反響を受け、11月には2度目のソロ表紙を飾ることとなった。衝撃の大躍進にもかかわらず、もはや安定感しかなかった2度目の表紙。初表紙の驚きをよそに、既に常連の風格が漂っているように感じたのは、きっと私だけではなかったはずだ。あまりの存在感に、ずっとグラビアに出ずっぱりだと勘違いしてしまうが、本格的に活動をスタートさせたのは今年以降。こう振り返っていると、むしろその事実に驚いてしまう。
安定感の秘密は、雪平莉左の多才さと順応性にあるのかもしれない。グラビアでの豊かな表現力もさることながら、活躍の場は雑誌だけに止まらず、CSの競馬番組や地上波の人気バラエティ番組『テレビ千鳥』への出演、さらにはドラマ出演も果たし、演技を初披露した。これらの実績を前にすれば、2度目の表紙に見る風格も、自然と受け入れられてしまうのだ。着々と伸ばしていく才能と知名度。
「地元の愛知県にいたときから、芸能事務所の方にスカウトされることはよくありました。自信もなかったですし、芸能のお仕事をやるつもりは全くなかったんですけど。ただ、地元での生活に飽きてきたタイミングで、思い立って上京したとき、そこでも周りの方から表に立つ仕事を勧められて。そんな流れで芸能活動をはじめたので、私自身、明確に『こうなりたい』といった未来像は持っていないんですよね。何もかも未経験からのスタートですし、いただくお仕事は何でも挑戦してみようって気持ちで、今は頑張っています。
私は、わりと周りの反応を気にしちゃうタイプ。ファンのみなさんがどう見てくださるかで、どう頑張っていくかを判断しているところがあるんですよね。例えば、東カレさんで水着スナップを撮っていただいたときは、お仕事関係の方だけじゃなく、地元の友達からもたくさん反応をもらいましたし、SNSのフォロワーさんも一気に増えました。それだけの反応があったから、本格的にグラビア活動をはじめさせてもらったようなものです。1年間グラビアを続けられ、2度も表紙を飾らせてもらえたのもまた、みなさんの反応あってこそ。
それにバラエティ番組では、勉強不足ゆえに、うまく自分のコメントを言えないもどかしさもありますが、番組をきっかけに、私を知らなかった方から反応をいただくこともあるので、もっと頑張りたいなぁと気持ちが昂りますね。
自分に何ができるのか。まだ分かりきっていない分、可能性も未知数だと思います。とにかく今は、いただく反応を参考にしつつ、できる限りの挑戦を続けて、より多くのみなさんに私の存在を知ってもらうのが目標です」
そう語る雪平莉左だが、3年前までは地元のインテリアショップで事務と接客を担当するOLだった。3年間の社会人生活を経てタレントになり、置かれる状況が目まぐるしく変化するなかで、なぜこうも俯瞰して自身の活動を振り返られるのだろうか。質問を投げかけておいて何だが、もし自分が彼女と同じ状況下にいたとしても、ここまで分析に長けた回答はできなかったと思うと、”大人のお姉さん”だけでは形容しきれない彼女の”深み”に、ようやく触れられた気がした。
「逆に言えば、1年でそれだけ状況が変わったから、実感が追いついていないんだと思います。ヤンジャンさんで初表紙を飾らせてもらったときも、コンビニの本棚に自分の顔が並んでいるのを見て、不思議な感覚になりました。さすがに2回目のときは、お気に入りのカットが表紙に使われていたこともあって、ルンルン気分でしたけどね。出かけるたびにコンビニに立ち寄って、ちゃんと売れているかチェックしていたほどです(笑)。
私のような新人でも、幅広い活動ができているのは、間違いなくヤンジャンさんの表紙のおかげ。改めて、雑誌の影響力の大きさを痛感しましたね。どのお仕事も初めて経験することばかりでしたし、本当に、充実した1年を過ごさせていただきました」
控えめに笑いながら、冷静に自分の現在地を分析。
「新しいお仕事が増えるたび、ありがたいことに周りから期待していただいているんだと、身が引き締まります。プレッシャーも感じますが、それに潰されないよう、どの現場でも、求められる以上の力が発揮できるよう、日々勉強中って感じですね」
挑戦なくして成功なし。何かを成し遂げるには努力も必要だが、未知の領域に少しでも興味があるのなら、思い切って挑戦してみるのも人生だ。新しい視点で見る景色の新鮮さ。どんどん膨らむ果てない夢。うまくいかないことがあったとしても、どこか楽しめるポイントが見つかれば、きっとその1つひとつの経験が、かけがえのない思い出になっていくはずだ。
「これまで出させていただいた雑誌やデジタル写真集は全部購入していますし、番組も録画して残しています。どれも大切な思い出ですから、全部ちゃんと保管しておきたくて。
そういえば最近、街中でファンの方から声をかけていただくことが増えたんですよ。しかもそれが、夜遅くにすっぴんで出歩いているときだったりするので、『こんなにオフモードでも気付かれるんだ』ってビックリしちゃいました。普段は、パーカー、ズボン、スニーカーみたいなカジュアルな服装で、家の鍵とスマホしか荷物を持たないくらいラフな格好で歩いているというのに(笑)。『今、自分は芸能界にいるんだ』って実感が湧いた瞬間でしたね。これからは、ちょっと外出するときでも、もうちょっとおしゃれして出かけなきゃなぁ」
▽雪平莉左(ゆきひら・りさ)
1994年 6月 17日生まれ、愛知県出身。
2020年8月の東京カレンダー「東京プールラバー2020」掲載をきっかけに、グラビアやバラエティなどで活躍。“バスる美女”や“グラビア界の新星”との呼び声も高い。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira

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