プロのカメラマンとしてグラビア撮影などを手掛ける傍ら、自身もモデルとしてグラビアに出演しているcotoさん。3月4日から自身がモデルを務める写真展を開催するなど、今なお活動の幅を広げている。
今回、そんな彼女に二刀流カメラマンになったきっかけや現在に至るまでの過去を聞いた。

【写真】モデルとしても活動する二刀流カメラマンcoto撮り下ろしカット

──そもそもグラビア活動とカメラマン活動はどちらが早かったんですか?

coto 早かったのはグラビアですね。そもそもカメラマンの前は保育士をやっていて、専門学校時代から芸能活動をしていたんです。ただ、学校側から「(芸能活動を)やめてほしい」と言われて……。毎日、校長室に呼び出されていました(笑)。結局、そのまま保育士になったんですが「あのときやっぱり続けたかったな」と気持ちが残っていたんです。ちょうどその頃に写真家の中島圭一郎さんがモデル募集をしていたので、思い切って応募したら声をかけていただけて。またモデルとしての活動がスタートしました。

──保育士を続けながらモデル活動されていたんですね。

coto そうです。なので、当時はバレないように鍵アカウントで写真をひっそりと発信していました(笑)。中島さんは『ウインクキラー』という企画で写真を撮り続けていて、そこで私もコスプレイヤーやグラビア活動をしている友達も増えましたね。


──そもそも芸能活動を夢見たきっかけはあったんですか?

coto 私、ゆうこりん(小倉優子)が大好きなんです! 顔はもちろん、ひたむきで一生懸命だから応援したくなるんですよ。写真集も全部買って読んでいたし、ゆうこりんに憧れていて。それに、当時ダンスを習っていたので周りにアイドルなど芸能活動をしている友達も多く、興味がありました。

──そこからどういう経緯でカメラマンの道に?

coto 元々趣味でカメラをやっていて、一人旅をしては風景写真を撮っていたんです。その写真を見た中島さんに「センスがある」と言ってもらえて、カメラについて教えてもらいました。その後、保育士を3年間続けて辞めたんですが、同タイミングで中島さんが写真館を作ろうとしていて、私にもカメラマンとして声をかけてくださったんです。ただ、写真館で働く前にどこか大手で経験を積んでおきたいなと思って、とある子供写真館で9カ月ほどアルバイトをしていました。そしたら、何故か売り上げ1位を叩き出して(笑)。

──才能が開花しましたね(笑)。保育士の経験が子供写真館で活きたのかもしれませんね。

coto そうだと思います(笑)。ただ、その最中で元々働く予定だった写真館の話が白紙になってしまって。
経験も十分積んだし、アルバイトはそのタイミングで辞めて、私も新しい道に進むことにしました。ちょうどそのとき、sayoさんという女性カメラマンさんが「ラピナス」という子供写真館をオープンするとTwitterで見つけて。スタッフ募集はしていなかったんですが、ダメ元でDMをしたら「是非一度お話したい」と連絡があり、そのまま働くことになったんです。ラピナスでは子供だけじゃなくて、sayoさん企画で「100人の眠り姫」という仰向けになった女の子を100人撮影することもあって、そのアシスタントにもつかせていただきました。その経験はすごく身になっているし、今の自分にもつながっていると思います。

──「ラピナス」で働いているときも、モデル活動は続けていましたか?

coto はい。それで知ってくださった方がラピナスに来てくれたこともありました。保育士を辞めてからしばらくして、SNSのアカウントも鍵を外して中島さんやsayoさんに撮ってもらった写真をアップしたり……、ただ私自身は有名になりたいという気持ちはなくて(笑)。私のことを好きって思ってくれてる人には見てほしいけど、自分を広めたいとは思っていませんでした。

──そんなcotoさんですが、カメラマン・福島裕二さんの企画でモデルとしてのグラビア写真展を開催。初の同人グラビア写真集も作成しました。

coto 写真集は福島さんが電子書籍のレーベルを立ち上げることになり、そのキャスティングをしていた友人でグラビア活動もしているJILLさんとごはんちゃん(飯田みなみ)に誘われたのがきっかけです。
最初は私じゃ役不足だと伝えたのですが、「そんなことないよ」と2人に言ってもらえて挑戦しました。その電子写真集の宣伝として「コスケット」で初めて同人グラビア誌を作成したんです。そしたら、福島さんから「今回、電子書籍用に撮影したメンバーみんな、撮れ高がありすぎる! よし、写真展もやろう!」となり、そのまま写真展が開催されることになりました(笑)。

──一方で、カメラマンとしても『FLASHスペシャル』でグラビア撮影を担当するなど、活躍しています。

coto グラビアの撮影にアシスタントとしてついていかせていただいたときに、編集さんの目に止まり、撮影させていただけることになって。過去にコスプレ雑誌の撮影などもしたことはあったんですが、今回は師匠が繋げてくれた仕事だから絶対に失敗はできないと、すごく緊張しましたね……(笑)。ただ、子供写真館で初めて会う子供を1時間で撮影するという仕事をずっとしていたので、思っていた以上に落ち着いて楽しみながら仕事ができたと思います。

──モデルとカメラマンを両方行っていて、活きることはありますか?

coto めちゃくちゃあります! むしろ、それが私の強みだと思っています。例えば、女の子を撮ってて可愛いって思うポーズを新たに気づいたり、モデルをやっていて他のカメラマンさんの撮り方や声掛け、機材なども勉強させてもらっていますね(笑)。どちらもすごく刺激になりますし、どちらかを辞めたいという気持ちはありません。

──将来的にはどんな存在になりたいですか?

coto この質問があると思って実は一晩考えたんですけどやっぱ大きくなりたいっていう気持ちをどうしてもを持てなくて。ただ、誰かの宝物になる写真をずっと撮り続けていきたいです。
モデルとしても、私のことを好きって言ってくれる人が「応援しててよかったな」と思ってもらえるよう、これからも細々でも活動を続けていきたいですね。

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▽coto
モデルとして活動する傍ら、フリーランスのカメラマンとして活動中。3月4日~13日まで写真家・福島裕二氏の写真展「coto×福島裕二 写真展 -addiction-」がAtelierY -原宿-で開催。
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