【写真】ホラーをテーマに制作、『野性神風燃ゆ戦場』MVメイキングカット【9点】
――『野性神風燃ゆ戦場』のMVの監督を務めた荻さんの自己紹介をお願いします。
荻 フリーランスで映像ディレクターをしている荻颯太郎です。MV、CM、ドラマなど多岐にわたって映像監督しております。
――『野性神風燃ゆ戦場』はホラーをテーマにしたMVで、担当スタッフは古谷柚里花さんが務めました。監督と古谷さんでどんな話し合いをされたんですか。
古谷 まず、この曲の担当がくじ引きで私に決まったんですよ(笑)。一番私のイメージじゃない曲だけど意外性としてありなのかなって思いました。メンバー内で、この曲はホラーがテーマが合うんじゃない?ってすぐ決まりました。
荻 ホラーというテーマで、僕の中でお化けを出すってアイデアがあったんです。
古谷 私はホラーがすごく苦手なので、最初お化けが出てくるって聞いてめっちゃビビってたんです(笑)。でも、私がメンバーを驚かせる側ってことになったのでちょっと安心して、じゃあどこで幽霊が出てきたらみんなビビるんだろう?ってワクワクして考えられました(笑)。最終的に、ダンスも見せられてプラスお化け要素もちゃんと盛り込めたMVになりました。
――撮影は倉庫感のあるダークな雰囲気のスタジオで行われましたが、現場でのエピソードを聞かせてください。
古谷 倉庫のロケーションだからこそ、暗さと照明でかっこよさも不気味さも出てましたね。ひっそり幽霊さんも映ってらっしゃって(笑)。
荻 現場では、もともとのコメディ要素からかっこよさに寄せたという部分を結構再現できたかなと思います。あと、僕的に何回も見返しても面白い作品にしたいと思ったんです。実は最初からメンバーの後ろに幽霊がいて、ワンカットワンカットにチラッと映ってるんですよ。
――古谷さん的に撮影中にどんな苦労がありましたか。
古谷 私は演技が苦手なんですよ(笑)。でもわりと演技するシーンが多くて、不安な気持ちと楽しみな気持ちが両方ありました。完成したMVを見たら、意外と自分ちゃんとできててよかったって思いました(笑)。
荻 すごいよかったですよ。
古谷 ほんとですか、うれしい(笑)。あと私的に好きなシーンは、すみれ(工藤菫)とかあーちゃん(関根梓)とかメンバーが幽霊さんに追いかけられて逃げ回るところが好きですね。本気で逃げてて現場でも面白かったんですけど、映像になってもすごく面白くて大笑いしちゃいました(笑)。
――渾身の走りが見れますね。では、完成したMVの手応えや感想をお聞きしたいです。
荻 すごく満足してます。
古谷 ホラーというテーマだったので、撮影前にファンの方にツイッターなどで「みなさん、どんなホラーエピソードがありますか?」みたいなことを聞いたんですよ。そしたら、本気で怖い作品になるかと心配されて、「ホラーすぎると怖くて見れない」って意見もいただいたんです。最終的に、ホラーに全振りしすぎず、アプガ(仮)のよさも詰まってるし、全部の良さがバランスよく入ったMVになったなって思いました。
荻 打ち合わせのときに古谷さんの方から、お子さんと見るファンの方もいると聞いていたので、そこはちょっとマイルドに抑えながらいい塩梅にできたのかなって思ってます。
古谷 なので、ホラーが苦手な方にも見ていただけるし、ホラーが好きな方でも幽霊を探すポイントがあったりとすごく楽しめるMVだなと思います。
▽『野性神風燃ゆ戦場』MV
https://youtu.be/fbRB9HZSFl0
【あわせて読む】『水ダウ』クロちゃんに選ばれなかったアイドルが異例の噛み付き対談「なんで落としたんですか!」