NMB48活性化プロジェクト「NAMBATTLE2 ~愛~」で見事1位に輝き、27thシングルのセンターの座を掴み取った川上千尋。また、吉本新喜劇とNMB48がタッグを組んで行う、“爆笑必至の本気ミュージカル”『ぐれいてすと な 笑まん』(5月14日より大阪、5月26日より東京で開催)にも出演するなど、めまぐるしく活躍している。
そんな勢いに乗る川上に、今の心境を聞いた(前後編の後編)。

【写真】NMB48の新センター・川上千尋

【前編はこちら】吉本新喜劇&NMB48がタッグ・川上千尋がミュージカルを語る「将来につなげられる成果を」

──今年2~3月に開催された「NAMBATTLE2」についてお聞きします。どんな気持ちでイベントを迎えましたか?

川上 嫌だなって思いました(笑)。去年、チーム対抗で戦ったんですけど、ずっと1位を走っていたのに、決勝大会で2位になってしまったんです。その時、「これだけ頑張っても報われなかったのか……」って、かなりメンタルにきちゃいました。その経験はもうしたくないと思ったし、今年はファン投票の個人戦に注目が集まっていたので、苦しかったです。でも、ファンの皆さんの立場になったら、NMB48って攻めていく姿勢が面白いんだろうなと思うので、そこは気持ちを切り替えようと思いました。

──個人戦の目標は?

川上 最初から遠慮せずファンの方に宣言しようと思っていたんですけど、少し遠慮して「5位以内」と言っていました。これまでシングルの選抜に何度も入らせていただいてきたなかで、『恋と愛のその間には』の7番手が最高だったので、それより上に行きたかったからです。速報の順位発表で2位にならせていただいて、中間発表では3位になりました。このままだと最終の結果発表では落ちてしまうなと思いました。

もし4位以下で名前が呼ばれた時、めちゃくちゃ悔しいだろうなって想像しました。
そこで、配信でファンの方に、「申し訳ないですけど、目標順位を変更させてもらっていいですか?」とお願いしました。「1位になりたいです」とお話したら、「その言葉を待ってました!」というコメントが多く流れてきました。

──もちろん1位になれれば最高ですけど、不安はありませんでしたか?

川上 ファンの方を信じていなかったわけじゃないけど、4位か5位だろうなと思っていました(笑)。というのも、中間発表の時点で、ファンの方から「もう票を使い切っちゃった」という声も聞いていたからです。……と思ったら、1位になれました(笑)。

──自分では何票か入れましたか?

川上 11票入れました(笑)。今回は弟も友達も応援してくれました。「応援してるよ」という声を周りの人たちからたくさん聞くことができました。

──開票イベントで2位の発表の時、どう思いましたか?

川上「怖っ!」って思いました。2位が発表されて、中間の票数を考えると、もう私しか残っていなかったので。次、私が呼ばれたらどんなスピーチをしようか、そんなことを考えると急に怖くなりました。考えていたスピーチは1位用ではなかったから、1位らしいことを話さないといけないと考えながらスタンドマイクまで歩いて行きました。
その道のりがやけに遠く感じました。

──そのスピーチですが、話し始めがよかったですね。

川上 本番直前に思いつきました。「自分らしい言葉を考えておきましょう」というアナウンスがメンバーにあったんですけど、自分らしい言葉がなかなか思いつかなくて。マネージャーさんと話していたら、「自分らしいといったら、私には野球しかないですよね」ということになって、そこでなぜかキャッチャーミットが思い浮かんできて(笑)。「私の心のキャッチャーミットに皆さんの愛のボールがストライクを入れました」というフレーズを思いつきました。マネージャーさんに話したら、「めっちゃおもろいやん!」と言ってくれたので、そのまま話しました。

でも、それ以外の部分はアドリブです。「私にもNMB48を背負わせてください」ともお話ししたんですけど、あの場に立つと、責任を背負う宣言をしないといけないと思うものなんです。そう思ったら、勝手に口が動いていました(笑)。

──去年の秋のコンサートでも、「センターになりたい」と宣言していましたね。

川上 たしかにそう言ったけど、あの時はまだそこまで強い覚悟があったわけではなかったです。
理想を思い描いていただけでした。実際、1位になってみると、皆さんに安心してもらえるような言葉が必要だなって思いました。

──ファンの皆さんの反応は?

川上 「やっとだね」という声が多かったです。私としてセンターになるまでの道のりは遠いなと思っていたけど、ファンの方は、私がセンターに立つ姿を見たいと思ってくれていました。私のファン以外の方からも温かい言葉ばかりでした。もっと批判があるのかなと思っていたんですけど、全然なくて。それも嬉しかったです。

──1位に輝いたということは、次のシングルをセンターで歌うということです。

川上 次のシングルに合わせて、コンディションも整えていきます。“垢抜け計画”を立てていて、髪もメイクも変えようかなと思っています。NMB48の顔になるわけですから。少しでも注目してもらえるような行動をしていきます。


──素晴らしい結果が出ましたね。これで阪神タイガースが好調だったら、言うことないんですけど。

川上 そうなんですよ……。私が思い描いていたのは、自分が1位になって、阪神も絶好調っていうことだったんですけど。めちゃくちゃ調子悪くて。でも、最近やっと勝ちパターンが見つかりました。7回はアルカンタラ投手、8回は湯浅投手、9回は岩崎投手で抑えるのがいいのかな。

──タイガースから学びを得ることはありますか?

川上 あります。ベテランの糸井選手って40歳なのに、「俺は優勝する」とか「阪神が優勝する姿を見たいから、俺は頑張る」って取材でよく答えているんです。私もグループのなかではベテランだけど、センターとして頑張るとか、ポジティブに考えようと思っています。

──NMB48もタイガースも同時優勝しますか(笑)。

川上 優勝してパレードしたいです!


吉本新喜劇とNMB48がタッグ
『ぐれいてすと な 笑まん』
大阪公演
2022年5月14日(土)~5月22日(日)
※5月17日(月)、5月18日(火)は休演日
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

東京公演
2022年5月26日(木)~5月29日(日)
明治座
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