AKB48『元カレです』で初選抜、18歳・田口愛佳の野望「少しでも選抜にいる証を残したい」

5月18日に発売するAKB48の59作目のシングル『元カレです』で初選抜入りした16期生の田口愛佳。構造改革が進むAKB48のキャプテン人事では、17歳の時点で指名され一躍注目を浴びた。この先キャプテンとして、先輩ばかりのチームでどのような手腕を振るうのか!?【写真】『元カレです』で初選抜入りした16期生の田口愛佳──AKB48のチームＫのキャプテンに就任しました。予感は？田口 まったくありませんでした！ 周りからは「素質あるんじゃない？」と言われることはあったけど、自分はそう思わないし、年齢も若いので。──素質があると思われていたのは、どういうところなんでしょう？田口 私は周りを気にせず意見を言ってしまうタイプなので、先輩から「度胸あるね」と言っていただいたり、レッスンがスムーズに進むように声掛けをしたりしていた姿を見ていたんだと思います。──研究生時代はどうでした？田口 当時はなーみん（浅井七海）を中心に話し合いをしていて、私は補佐する立場でした。仕切ってくれるなーみんを見て、「こういう人がキャプテンになるんだろうな」と思っていました（笑）。──結局は中止になりましたが、２月に予定されていたコンサートの前にキャプテン会議があったと聞いています。発言できましたか？田口 はい。今までも若手だけでイベントに出るときのセットリスト会議に関わらせていただくことが多くて、その時もスタッフさんと話し合いをしてきたので。メンバーはステージからファンの方の反応を見て、この曲は人気があるとか直に感じることができるから、メンバーならではの意見を言いました。──どんなチームにしたいですか？田口 キャリアが浅いドラフト３期生も５年目に入っているから、みんな歴が長いんです。もう個性はしっかりと確立されているので、それにもう１つプラスができたら、もっと魅力を引き出せると思います。歌が得意なメンバーなら、トークもできるようにするとか。そうなったら、チームとしての力も上がるので。──メンバーを見て感じることは？田口 もともといたメンバーさんがそのまま残っている印象が強いです。込山チームＫとはまた違う雰囲気にできたらいいなと思います。──チームの歴史をどう受け止めていますか？田口 体を動かすのが楽しくて仕方ないという気持ちが全開になっているメンバーさんが多いチームだと思います。パフォーマンスが楽しそうなんですよね。体育会系の芯は崩さずに、いろんなことができるチームにしたいです。──特に仲良くなりたい人は？田口 茂木忍さんです！ 怖いイメージもあるけど（笑）、可愛い雰囲気を持ってらっしゃると思うので、仲良くできそうです。自分からコミュニケーションをとっていきます。そういうのは得意じゃないけど、ここは気合いだと思うので（笑）。これから始まる新公演（初日は４月25日）でお近づきになりたいです。──そして、『元カレです』では念願の初選抜です！田口 オンラインのミーティングがあると聞いて参加したら、選抜の発表でした。その日は家にいたので、リラックスしていたんです。急な発表だったから、「あ、選抜入った……」みたいな低いテンションで聞いちゃいました（笑）。リビングに行って、家族に報告しようとしたら、急に恥ずかしくなっちゃって。「なんかさー、選抜入ったわ」ってあっさりした口調で伝えました。みんな「よかったじゃん！」って喜んでくれました。──それまで選抜はどんな存在だと思っていましたか？田口 憧れの先輩が横山由依さんだったので、選抜に入ることで近づきたいと思っていました。同期の山内瑞葵ちゃんは早くから選抜入りしていたから、私もあんなふうに輝きたいです。──初選抜として、どんな気持ちで活動していきたいですか？田口 とにかく埋もれないようにしたいです。少しでも選抜にいる証を残したいと思っています。私はトークを武器に光っていきたいです！──プライベートでは高校を卒業して、大学に進学します。田口 大学には絶対に行くと決めていました。AKB48も大学もどちらも全力を注ぎたいです！【あわせて読む】AKB48の田口愛佳率いる新チームK初日公演が開催「誰も出たことがない“10年以上前”の公演で勝負」