【写真】源頼朝の娘・大姫を好演する南沙良【2枚】
大姫が蝉の抜け殻を見てつらい過去を思い出す一面もあり、続く第21回「仏の眼差し」では、南沙良演じる大姫がつらい過去を抱えながらも健気に生きる姿に心を打たれる視聴者が続出。北条時政(坂東彌十郎)の身体を気遣い歌ったり、慣れない手付きでいわしの頭をちぎったりと、優しい大姫の姿に「懸命に前向きに生きようとしていて健気」と視聴者から反響が寄せられた。
本作は61作目の大河ドラマで三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンターテインメント。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。
新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲームの中、源頼朝の愛娘で義時の姪にあたる純朴な大姫は父の野望に巻き込まれていく。日本(ひのもと)を巡る駆け引きの中で、大姫はどう生きていくのか。
南沙良は2017年8月に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。2018年7月に初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開され、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞。また2022年に田中圭が主演を務めるAmazonプライム映画『女子高生に殺されたい』で、ヒロインとして物語の重要な役を演じた。
【あわせて読む】南沙良がNHK大河『鎌倉殿の13人』に初登場、義時の姪にあたる大姫役を熱演