カンヌ映画祭コンペティション部門へ、4度目の出品となったパク・チャヌク監督最新作の『DECISION TO LEAVE』(英題)。
現地時間23日に行われた公式上映には、パク・チャヌク監督のほか、刑事を演じたパク・ヘイル、彼が一目ぼれをしてしまう人妻を演じたタン・ウェイ登場し、観客たちから贈られた10分以上に渡るスタンディングオベーションに3人が歓喜の笑顔で応える場面も。
上映後から、現地メディアによる絶賛評が相次ぎ、「パク・チャヌク監督の最高傑作!」との呼び声も高く、作品の美しい世界観と、「ロマンチックとノワールサスペンスの見事な融合!」と監督の手腕を称える声で溢れた。
そして、5月29日(現地時間)に行われた授賞式で、自身初となる監督賞を受賞。配給会社のCJ ENMによると、すでに192の国・地域での配給が決定しており、受賞を受けてさらに加速する見込み。日本での公開は2023年を予定している。
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