ソル・ギョングとイ・ソンギュンが苛烈な大統領選の裏側に迫る話題作の予告編と場面写真公開 (2022年6月22日)

ソル・ギョングとイ・ソンギュンが共演する話題作『キングメーカー 大統領を作った男』（原題：킹메이커）が、８月１２日（金）シネマート新宿ほかにて全国順次公開されることが決定した。今回、予告編と場面写真7点が一挙解禁された。【写真】映画『キングメーカー 大統領を作った男』の場面写真【12点】第５８回百想芸術大賞で最優秀男性演技賞、監督賞、男性助演賞の3冠受賞を果たした話題作『キングメーカー 大統領を作った男』。最高権力の座をめざして政治家同士が激突し、負ければ汚職など不正行為を問われて刑務所入りになることもある韓国の大統領選。今年3月に実施され5年ぶりに政権交代となったことも記憶に新しいが、本作はまさに生き馬の目を抜く苛烈な大統領選を描き、韓国でも大きな話題に。しかも本作で描かれるエピソードの多くは、日本とも縁の深い第15代韓国大統領、金大中（キム・デジュン）と彼の選挙参謀だった厳昌録（オム·チャンノク）の実話をベースにしており、「まさか！」と思うような展開も、現実にあったことに驚かされる。この度、解禁となった予告編は、当選確率99％を約束する選挙コンサルタントの活躍を描いた「当確師」の著書がある小説家・真山仁からの「選挙にきれい事は不要！勝てばいい、勝つしかない！不正が正義を飲み込む不条理の渦の中で、我々は政治の神髄を見つけられるのか！！」という言葉が冒頭に。そしてその言葉を受けるが如く、イ・ソンギュン演じるソ・チャンデがソル・ギョング演じる国会議員キム・ウンボムに向かって、「国民だって？奴らなど、手のひらで転がされる存在です」と言い切る場面から始まる。監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞（ロンド）』の俊英ビョン・ソンヒョン。『KCIA南山の部長たち』など、韓国映画界が得意とするポリティカル・サスペンスの真骨頂であり、本作を歴史の重みを感じさせる本格派の政治映画として描き新境地を開拓、その才能の奥深さを見せつけている。【あわせて読む】池内博之がNetflixの韓国スパイアクション映画でソル・ギョングやパク・ヘスと共演