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『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマで三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンターテインメント。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のことで、主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。
源頼朝(大泉洋)にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台にパワーゲームが繰り広げられる。
福地が演じる初は、北条泰時(坂口健太郎)の妻であり、北条義時(小栗旬)の盟友である三浦義村(山本耕史)と出自不明の女性の間に生まれた娘。義村らが西国遠征する際は八重(新垣結衣)のも
とに預けられ、金剛とともに育てられた。
出生の不確かさに反し鎌倉幕府の最有力者である北条に嫁ぎ、名宰相として後世に名を残すこととなる、北条泰時の妻にして北条家嫡流の母となる初。北条泰時と幼馴染として育ち、泰時を支える存在で、物語に今後どのように関わっていくのか注目だ。
初登場シーンは、義時より伊豆へ向かうよう命じられた泰時が「頑張ってくる」と意気込んでいる場面。初は泰時に「まじめ、あなたのそういうところ息が詰まる」と伝え、泰時のことを深く理解している様子。
そんな二人を見て三浦義村が「そろそろ夫婦にしてやるか、初は泰時にはもったいないくらい良いおなごだが、お前(義時)の息子なら仕方がない」と二人の関係を認めるシーンも見られた。
福地の今作出演にあたりSNSでは「福地桃子さんの透明感が好きすぎるのー。ほんとかわいい」、「泰時さんとどんな時間を重ねて行かれるのか...楽しみにしています」などの反響が寄せられている。
三谷幸喜が贈る、予測不能なエンターテインメントに期待が高まる。
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