──本日は寒い中撮影お疲れ様でした! 瀧野さんは冬は好きですか?
瀧野 好きです! 私、夏より冬派なんですよ。夏は暑くてどうしようもないけど、冬寒いときに温まると幸せを感じるんですよね。
──となると、寒いときに外に出て行くのは苦手?
瀧野 でも外で遊ぶのも結構好きですね。スキーも好きだし。……あ、ダジャレじゃないですよ(笑)! 広島にめがひらスキー場というところがあって、小さな頃から家族でよく行っていました。
──スキーも上手なんですね!
瀧野 上手かどうかは分かりませんけど(笑)。ただ、昔はお父さんと一緒に恐る恐る上級者コースを滑ったりしていました。
──最近も滑っていますか?
瀧野 いえ、もうかなりごぶさたです。スキーウェアや板も自分のものを持っているんですけど、小さい頃のものだからもう体に合わないと思うし。
──では逆に、室内での冬の過ごし方といえば?
瀧野 こたつですね。昔は親から「こたつむり」と呼ばれるくらいず~っとこたつに入っていました(笑)。でも、私が朝からこたつに潜り込んであまりに準備をしないせいで、ある年の冬からこたつを出してくれなくなったんですよ。
──えっ! それは寒いでしょう!
瀧野 寒いですよ~!! 親に「こたつ出して!」って言っても出してくれないし、自分で出そうと思っても 部品を隠されていて、もうどうしようもないんです(笑)。
──ただ、そんな実家から離れ今は一人暮らしなので、思う存分暖まっているのでしょうか?
瀧野 いえ、一人暮らしの家では暖房はつけていません。エアコンはあるんですけどつけると乾燥もするし、だったら布団にくるまる方がいいかなと思って毎日布団を4枚掛けて寝ています。
──寒そう……! ちなみに瀧野さんは山口県出身ですが、山口の冬の風物詩というと?
瀧野 山口はクリスマス発祥の地と言われているんですよ。1500年くらいに山口に来航した宣教師が日本で初めてクリスマスを祝ったらし くて。なので山口にはクリスマスにまつわるイベントがたくさんあります! 私も中学生の頃は、徳山駅前のクリスマスイベントに友達とよく行ったりしていました。
──なるほど。では、最近のお出掛けした思い出は? お仕事もあってなかなかお出掛けできる時間も少ないかもしれませんが。
瀧野 そうですね、でも少し前に東京で空いた時間があったので、メンバーの福田朱里ちゃんとディズニーランドに行きました。並んでいたら雷雨になってアトラクションが止まっちゃって1時間待ったりもしたんですけど、すごく楽しかったです!
──遊園地やレジャー施設は好き?
瀧野 はい! 特に思い出に残っているのは、福岡にあったスペースワールドですね。もう閉園しちゃったんですけど。
──スペースワールドというと絶叫アトラクションが有名でしたね。
瀧野 ジェットコースターが楽しかったですね~。上がるときのドキドキ感と落ちるときの爽快感がすごく好き! しかも私が行ったときは混んでいなかったので、友達と一緒に何十回も連続で乗りました!
──よっぽど好きなんですね!
瀧野 はい、絶叫系は大好きです! さすがに何十回も乗ると酔いましたけど(笑)。
──そして、一緒にディズニーに行った福田さんとは〝たきふく〟コンビとしてファンにはおなじみですが、普段から一緒にいることが多いんですか?
瀧野 気が付いたら一緒にいる、という感じかな? いつも一緒ではないけど、本当に必要なときはそばにいる、みたいな関係です。でも一緒にいるとすごく居心地がいいんですよね。意外と冷静な面を持っていて物事を客観的に見られる子なので、私が熱くなったときに冷ましてくれたり、第三者的な視点からアドバイスをくれたりもします。
──さて、STU48の2ndシングル『風を待つ』がリリース目前です。
瀧野 今回はぜひMVに注目していただきたいです! ドローンを使ったワンカット撮影で、尾道の階段や坂をメンバーが駆け上がっています。あと、コンテンポラリーダンスという私たちがあまり経験したことのないジャンルのダンスに挑戦したので、今までとはまた違ったSTU48の姿を見ていただけると思います。
──MV撮影時のオフショットには猫が写っているものもありました。
瀧野 人懐っこい猫が多くて、撮影中も私たちを追い掛けてきたりしてすごく可愛かったです!
──瀧野さんは〝犬派〟のイメージがありますが……?
瀧野 どちらかと言えば〝犬派〟ですけど、動物は全般的に好きです!
──そして、STU48はメジャーデ ビューから1年。振り返ってみていかがですか?
瀧野 早かったですねぇ。デビュー曲『暗闇』でレコード大賞新人賞をいただくことができましたし、いろんな方に支えられた1年だったなと思います。
──印象に残っている出来事は?
瀧野 やっぱり去年7月の豪雨災害ですね。私たちが拠点とする瀬戸内での被害が大きくて……。でも全員でチャリティーコンサートを開催したり、握手会や出張公演の合間に募金活動を行ったりしたので、少しでも力になれていたらいいなと思っています。それに、災害に負けず夏祭りを開催した地域が多くて、そのお祭りにSTU48もたくさん呼んでいただいたんですよ。地域の活性化に私たちも携わることができたことはとても記憶に残っています。
──地元・瀬戸内密着を目指すSTU48ならではの活動ですよね。
瀧野 瀬戸内の方々にも、まだまだだとは思いますけどSTU48のことを徐々に知っていただきつつあるという実感はあります。
──今年は船上劇場も完成予定ですし、いよいよSTU48にとって本番の年になりそうですね!
瀧野 はい、わくわくします! 船はメンバーみんなずっと楽しみにしていたことなので、完成が待ち遠しいですね。船上劇場で多くのファンの方に公演を観ていただきたいし、いろんな先輩方から公演の大切さを聞いているので、さらに自分たちの成長にもつながるんじゃないかと思っています。
──では最後に、2019年の意気込みをお願いします!
瀧野 STU48がもっともっと瀬戸内の方たちに愛されるグループになれたらと思います!
たきの・ゆみこ
1997年9月24日生まれ。山口県出身。O型。ニックネームは「ゆみりん」。 昨年はサックス専門誌『THE SAX』の表紙を飾り、冠番組『STU48瀧野由美子の恋する青春48きっぷ』(テレ朝ch1)の放送も。「今年も趣味を生かしたお仕事をたくさんしたい!」。
twitter:@stu48_yumianko

STU48 2ndシングル
『風を待つ』絶賛発売中

瀧野由美子のグラビアも掲載!
『ENTAME』3月号
Amazonはこちらから
楽天ブックスはこちらから