3時のヒロイン・かなでが草川拓弥(超特急)とW主演するドラマ『デブとラブと過ちと!』(TOKYO MX)が11月7日(月)よりスタートした。同名人気マンガの実写化となる本作は、かなで演じる記憶喪失の超ポジティブガール・幸田夢子と草川演じる若手副社長・結城圭介の恋模様を描くドタバタラブコメディ。
連続ドラマ初主演に挑むかなでに演じる役どころについてなど、話を聞いた(前後編の前編)

【写真】連続ドラマ初主演に挑む3時のヒロイン・かなで

主演に決まる前から、原作マンガを読んでいたというかなで。読み始めたきっかけは「夢子の顔が自分に似ていると思ったから」だった。

「スマホの広告に出てきた夢子を見て『私にそっくり!』って思ったんですよね。相方にも『これ実写化するなら私じゃない?』ってふざけて言ってたくらい(笑)。SNSに『オファー待ってます!』と書こうと思っていたところにお話をいただいたので、本当にびっくりしました」

演じる幸田夢子は、ビルの屋上から転落し一命をとりとめるも記憶喪失に。自身の容姿に悩みふさぎ込んでいた過去を全部忘れ、以前からは考えられないほどのポジティブガールに大変身してしまう、という役どころだ。

「周りからは夢子のパワフルなところが似ていると言われるんですけど、実は自分が似てると思ったのは、過去の夢子の顔とネガティブさ。過去の夢子ほど落ち込んではないけど、ネガティブなところでは共感できるところが多くて。めちゃくちゃすべった日は『私なんか世界で一番面白くない』って思っちゃいますし、それこそ容姿は学生時代、思春期だったからすごく気にしてましたね」

「芸人になってからは自分のキャラクターを笑ってもらえるようになったので、そこまで落ち込むことはなくなりましたけど」と笑顔を見せるが、昨今、容姿いじりが受け入れられない時代になってきたことについては、どう受け止めているのだろうか。

「今までは自分のキャラクターだけで笑いを取ろうとしていたので、正直もっと面白いことを言わなきゃ!と思って焦ることもあります。例えば恋愛の話とか、食生活とか、顔芸とか。かっこよく言えば、自分の生きざまで笑ってもらえていた分、どうしようという感じです。
本当焦りますね。30歳になったことだし、そろそろ頭を使った笑いを考えていきたいなと思うんですけど、それはそれで向いてないのかなって……。ちょっと今、ネガティブ出てきましたね(笑)」

落ち込んだときは「寝るか、食べるか」で解消する。「とことんネガティブになって、どん底までわざと落ちるときもあります。そうなると、もう上がるしかないと思えるじゃないですか」と笑う。

「芸人としては、ネタにして消化してる部分もあるかもしれないですね」

本作では、ポジティブに変わった夢子によって仕事仲間や環境が変わっていく様も見どころに。かなで自身は夢子のように周りを巻き込んでいくタイプというより、周囲に助けられることの方が多いという。

「私、周りの人に恵まれてるなと思うことが多いんですよ。芸人になる前、お笑いをやろうと思っている、と友だちに相談したら『かなでは周りに恵まれる人だから絶対大丈夫』って言ってくれた子がいて。今、本当にその通りだなって思っています。さすがに夢子みたいな超ポジティブな人は周りにいないですけど(笑)」

その突き抜けたポジティブさが夢子の面白いところでもあるというかなで。演じながら、そのセリフや行動に元気をもらうこともあった。


「陰口を言われているところに居合わせてしまっても『嫉妬って怖いわね』とか、夢子はポジティブへの変換がすごいんですよ(笑)。そういった面白いくらいのポジティブな夢子の言葉はもちろん、夢子と同じ企画部のメンバーや草川(拓弥)くんが演じる結城副社長の言葉も勇気づけてくれるものがたくさんあるので、コンプレックスに悩んでいる方や自分に自信がない方にぜひ見てもらいたいなと思っています。この作品を通してパワーをいっぱいもらってほしいです」

▽『デブとラブと過ちと!』   
毎週月曜22:00~22:30 (TOKYO MX1) ※11月7日スタート
毎週土曜24:30~25:00(BSフジ)※11月12日スタート
【出演】かなで(3時のヒロイン)、草川拓弥(超特急)、太田夢莉、中西悠綺、西村ヒロチョ、志保、高橋健介崎山つばさ ほか

▽衣裳
神波憲人

衣裳アシスタント
岩切よしの

ヘアメイク
オオクボエミコ
森美登里

(取材・文/吉田光枝)

【後編はこちら】3時のヒロイン・かなでが明かす超特急・草川拓弥との胸キュンシーン「口くさかったらすみません」
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