STU48の岩田陽菜が初写真集でランジェリーに挑戦「“大人かわいい”という新たな強みを見つけた」

STU48の1期生、岩田陽菜が11月２日にファースト写真集『選べないクレヨン』（KADOKAWA）を発売した。来年2月に20歳を迎える岩田の“今”を詰め込んだという今回の写真集では、自身初となる水着やランジェリーなど大人の表情も満載。出身地である山口県での撮影を振り返ってなど、本作への思いを聞いた。（前後編の前編）

【写真】初写真集で新境地へ…STU48の岩田陽菜の撮り下ろしカット【10点】

STU48の現役メンバーでは、石田千穂、瀧野由美子に続き３人目となるソロ写真集。「まさか自分が!?という感じだったので最初は本当にびっくりしたんですけど、2人が発売したときに『私も出せるように！』と思っていたので、その夢がかないました」と笑顔を見せる。

「発売後には『魅力がたっぷり詰まってる』とか『かわいいがいっぱい』とか。すてきな反響をたくさんいただいて。誕生日かな？と思うくらい、連日ファンの皆さんがお祝いしてくれるのが本当にうれしいです。写真集は私の宝物ですけど、皆さんにとっても宝物になっているのかなと感じます」

撮影は今年の7月、自身の出身地でもある山口県でオールロケ。秋吉台やときわ公園など、幼いころからなじみのある場所も多く「地元の温かさを感じながら、リラックスした気持ちで撮影できました」と振り返る。

「ときわ公園の遊園地でアトラクションに1人で乗っているところを撮ってもらったときに、すごくエモい気持ちになったのを覚えています。小さいころに来たことのある場所で自分の写真集を撮影してるんだと思ったら、急に実感がわいてきちゃって。『今、私山口で撮影してる！』って、めっちゃエモかったです」

撮影前には、人生初のジム通いでスタイルアップにも努めた。特にバックショットで披露している背中、背筋に注目してほしいとアピールする。

「部活動にも入ったことがないくらい運動とは程遠い人生だったので、どうやって鍛えたらいいんだろうって悩んでいたんですけど、父が『一緒にジムに通おう』と誘ってくれました。実際、一緒に行ってくれたのは最初だけだったんですけど（笑）。でも、父がきっかけをくれたおかげで結果的にいい感じに仕上げることができたので、そこは感謝しています」

家族のありがたみを改めて感じたというが、「父は写真集を見て『すごく脱いでるな～』と茶化してくるんですよ」と笑う。その言葉通り、写真集では水着やランジェリー姿でのグラビアにも初挑戦。大胆なカットも多い。

「STU48に入る前からずっとアイドルが好きで、いろんな方の写真集を見ていたんですけど、やっぱり水着やランジェリーのカットも含めてアイドルだなって。あと、AKB48さんの『さよならクロール』とか、水着でのMUSIC VIDEOがすごくかわいくてうらやましかったんです。だから、私も自分の写真集は特別なものだし、今までやってこなかった水着やランジェリー、本格的なグラビアにも挑戦しようと決めました」

発売に先駆けて公開された先行カットでは、元AKB48渡辺麻友の写真集と同じ“まゆゆ”ポーズも話題になった。

「全裸に見えるポーズですよね（笑）。一瞬みんなびっくりしたみたいですけど、私自身は昔から『まゆゆさま！』と思うくらい憧れていたので、同じポーズができてうれしかったです。写真集は、今までにない自分を見てるような感覚もありました。14歳でアイドルを始めて、自分ではどれくらい大人になっているのか分からなかったけど、こんなに変わったんだなと思うところもあって。19歳になって『大人になったぞ』という気持ちはあったけど、改めて実感した感じです」

1期生のなかでは年下組の岩田。今までは妹キャラでかわいいと言われることが多かったというが、写真集をきっかけに今後は大人なグラビアにも積極的に挑戦していきたい、と意欲を見せる。

「写真集を見て『いいな』と思ったグラビア担当の編集さんがいたら、ぜひぜひ声をかけていただきたいです！今回、私のリクエストで白バニーに扮した姿も撮影してもらったんですけど、こういったかわいいとセクシーが混ざったような雰囲気は今後もっと出していきたいなと思っています。デビューして5年。かわいいだけでいいのかなと悩んでいたところもあったので、“大人かわいい”という新たな強みを見つけられてよかったです。最近、ダンスの先生やスタッフさんから表情が豊かになったと言われることも増えました。写真集を出すことによって、一皮むけたくらい変化があったので、新たな岩田陽菜の魅力をもっと見せていきたいです」

（取材・文／吉田光枝　スタイリスト／大橋みずな　ヘアメイク／前田紗良）

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