ROLANDが語る批判との向き合い方「100人中70人に好かれてるぐらいがちょうどいい」 (2023年1月4日)

くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCを務める、ABEMAの新バラエティ番組『有田哲平の引退TV』#4が12月30日（金）夜9時より放送された。【写真】自分の認知度がまだ足りないと考えるROLAND、ほか番組カット【15点】『有田哲平の引退TV』は、極めて近い将来の“引退”を決意した有田が、一緒に引退したほうがいいと考える芸能人に引退勧告をするという、異色のABEMAオリジナルバラエティ番組。#4で引退勧告をされたのは、芸能人・実業家として活躍するホスト界の帝王・ROLAND。そんなROLANDに、彼の親友でもある女優・足立梨花が“引退勧告人”として引退勧告をしに行く。番組中盤、足立からメディアに出たキッカケについて問われたROLANDは「ホストが芸能界に行っても通用するというのは、業界のやつらに勇気を与えるためにもやりたかった」と語る。ROLANDは『アメトーーク!』などのバラエティ番組を見ながら芸人たちのツッコミを観察し、勉強してきたことを明かす。しかしなかなかテレビのオファーは来ず、ホスト業界に身を置いて7年目でやっと密着番組の声がかかったそう。ROLANDは「バラエティで勉強したこと、自分の見せ方を全部発揮しようという気持ちで番組に出た。純粋にテレビの中の人になれたのが嬉しくて、あのときが一番芸能界に対して熱量が多かった」と当時を振り返った。「芸能界での目標は特にない」と語るROLANDだが、芸能界でのやりがいや魅力はあるとのことで、「見ず知らずの人が自分の言葉で元気になってくれるなんて、こんなに嬉しいことはない。ホストクラブだと1対1で1人しか幸せにできないけど、メディアでは多くの人を一瞬に幸せにできる。しがみつきたいとは思わないけど、この業界は好きだし、言葉だけはどんな人にも負けないぐらい、素敵な言葉が言えると自負がある。この武器をメディアで使って、いろんな人を俺の言葉で明るくしたい」と語った。しかし、そんなROLANDも芸能界での活動に対して悩む瞬間もあるという。「メディアに対して、自分が完璧であるのを見せすぎる。本当は完璧じゃないのに。カメラが目の前にいたら、カッコいい自分を見せたいと思ってしまう。それで自分の首を絞めちゃうときもあって。でも大前提、完璧を目指していたい。完璧な人なんていないのは分かっているけど、完璧を目指さないことは罪だと思ってる」と、ROLANDならではの名言が飛び出し、スタジオを沸かせた。足立から、「タレント・ホスト・経営者だったらどれを一番やりたい？」と質問を投げかけられたことをキッカケに、ROLANDが抱くホスト業界への愛についてもトークが展開。「ホストは正直、説明できないぐらいの愛でランクに入らない。自分が生きている証というか、自分が自分である存在理由がホストという業界だから」とROLANDが語りだす。かつて小学校から高校卒業までサッカー一筋のサッカー少年であったものの、実力が足りずプロへの道を断念したという苦い過去が明かされる。大学へ進学するも、このままでは終わりたくないと考えたROLANDは、『人生一発逆転できる業界が歌舞伎町のホスト』であると考え、ホスト業界へ足を踏み入れたことを明かす。そこから紆余屈折があったものの、「自分を変えてくれて、もう一回輝かせてくれた業界だから、順位をつけるのすら失礼だと思うぐらい、この業界が好き」と、業界愛を語った。また、足立から批判との向き合い方について聞かれたROLANDは、全員から好かれることは無理であると断言。それでも、「俺は7が完璧な数字と言っているんだけど、70％ぐらいの幸せが一番現実的だし合格点。80％～90％になると失う恐怖が出てくる。100人中70人ぐらいに好かれているぐらいが、ちょうど良い。80人に好かれると、『嫌われたくないな』って保守的なことを言っちゃったりする。でも70人に好かれて、30人ぐらいに嫌われている方が自分らしくいられる」と語る。これには有田も「なるほど」と感心する様子を見せた。さらに、批判を気にしてしまう人へのアドバイスとして、「目に見えるものだけを信じる価値観が大事。俺は悪口も誉め言葉も直接言われたこと以外、価値がないと考えている。ちゃんと面と向かって伝えてくれた言葉以外は、絶対信じないと決めている。逆に、誹謗中傷でも直接言ってきたら聞くに値すると思っている。顔を見て伝えてくれる人の言葉だけを大事にしていくと、心が軽くなると思うよ」と語った。番組は、ABEMAで無料配信中だ。【あわせて読む】ROLANDが親友・足立梨花から芸能界引退勧告「自分がずっとやりたい業界ではない」

ROLANDが語る批判との向き合い方「100人中70人に好かれてるぐらいがちょうどいい」

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