【写真】「見たことのない一面を写真集で」千葉恵里の撮り下ろしカット【6点】
初の写真集発売を目前に「やっと実感がわいてきました!」と声を弾ませる千葉恵里。撮影は千葉の「日本一大きい駄菓子屋さんに行きたい」という希望から、岡山県で行われた。
「『写真集でなにがしたい?』と聞かれたときに、最初にこの駄菓子屋さんを挙げたんです。そのあと、10代だからこそできることってなんだろうと考えて、制服とか浴衣とか。自分がやりたいことを全部詰め込みたいと、リクエストを全部かなえてもらいました」
希望した浴衣カットは倉敷で撮影。黄色と青の浴衣には「私のペンライトカラーです!」と笑う。
「もっと大人っぽい色の浴衣も用意していただいたんですけど、こっちの方が私らしいなって。昔ながらの街並みが残る倉敷にも合っているなと思っています。赤い傘を持ったり、川舟に乗ったり。川舟は初めてだったんですけど、結構揺れてちょっと怖かったです(笑)」
撮影中は「とにかく楽しかった」という千葉だが、今まで見せたことのない表情が出せたという。
「普段、写真を撮るときは歯を見せて笑わないんですけど、今回は自然に笑っている姿がたくさん収められて、自分でもびっくりしました。
また、真っ先に希望したという駄菓子屋さんでの撮影は最終日に行われたそう。
「本当に最後の撮影だったんですけど、時間が足りなさすぎでした。昔ながらの雰囲気を感じられたのもすごくうれしくて、ずっとあの場所にいたかったです。楽しすぎて、自分のカメラでオフショットを撮り忘れてしまったことだけが後悔ですね。お土産もいっぱい買ったんですよ。7000円分くらい(笑)。駄菓子で7000円分って……と自分でも思いましたけど、それもいい思い出です」
写真集を撮影した2022年は、10月に発売されたAKB48の60thシングル『久しぶりのリップグロス』で、初のセンターに抜てき。「自分が一番大きく変わった1年だった」と振り返る。
「テレビや雑誌にもたくさん出演させていただいて、今まで生きてきたなかで一番充実していた1年でした。やっぱりセンターになったことが一番大きいんですけど、ファンの方から『恵里ちゃんをモチベに頑張ってる』とか『恵里ちゃんを推していると忙しい』と言ってもらえるようになったのが本当にうれしくて。その言葉だけで、もっと頑張ろうと思います」
センターを経験したことで、AKB48に対してのグループ愛がより深まったとも語る。
「今のAKB48の良さをもっとたくさんの方に知っていただきたい、という気持ちが強くなりました。昔と比べずに今のAKB48の魅力を知ってほしい。それぞれ個人の活動も多いですけど、その経験を持ってグループに戻ってきたときの団結力が本当にすごいなって思うんです。今のAKB48らしい部分をどんどん発信していきたいです」
写真集の発売から始まる2023年は「挑戦の年にしたい」と意気込む。
「個人としては、カラコンやヘアオイルといった美容系のアイテムやお洋服のプロデュースに挑戦したいと思っています。人のまねをするのがあまり好きじゃないのもあって、なかなか自分の理想に出会えないんです。だったら、自分で作った方が納得できるものになるのかなと。それが今の夢ですね」
そしてAKB48の活動では、再びセンターに立ちたいと目を輝かせる。
「自分がセンターになれるなんて思っていなかったから、今までは選抜に入ることが一つの目標だったんです。
(取材・文)吉田光枝
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