【写真】コンサートで瀬戸内をPRしたSTU48 瀬戸内PR部隊 Season2【14点】
全国ツアーの開催地は、ユニットメンバーの投票と同時にファンの投票で決まった上位5県(宮城・沖縄・神奈川・東京・長崎 ※投票順位順)で行われ、ファイナルは4位の東京都での開催となった。
このツアーのために制作された新衣装を纏い登場すると、2021年にリリースした6thシングルのカップリングユニットである、初代の瀬戸内PR部隊のオリジナル楽曲『僕はこの海を眺めてる』のパフォーマンスからスタートし、続けてデビューシングル『暗闇』から7thシングル『ヘタレたちよ』を7曲続けてシングルリリース順に7名バージョンで披露した。
今回のツアーでは各開催地でメンバーとファンが一緒に瀬戸内の知識を深める企画が行われてきたが、ファイナルで行われたのは「瀬戸内博士決定戦」。1期生の石田千穂と福田朱里が瀬戸内の知識を競った。お客さんが料理の受け取りから食器の返却までを自分で行う〈セルフうどん〉の発祥が何県かを回答する問題などが出題され、結果は同点に。じゃんけんで勝利した福田が瀬戸内博士の称号を手に入れた。
全国ツアー含む今回の瀬戸内PR部隊Season2の活動では、メンバー自身も一緒に活動を盛り上げたいという思いからメンバーそれぞれの担当が決まっており、公演中盤には〈セットリスト担当〉の中村舞が考えたユニットコーナーが組み込まれており、この日は6パターンの組み合わせで6曲パフォーマンスした。
そして全国ツアーでは恒例となった〈楽屋ウラ話担当〉の高雄さやかによる、密かに収集したメンバーしか知らない情報を観客の前で暴露する人気コーナーでは、今まで高雄にウラ話を暴露されてきたメンバーが、次々と高雄の暴露をするドッキリが行われた。控室でお腹の音を響かせていたことや、ジャンキーな食べ物ばかり食べていることを暴露された高雄は唖然とし、高雄への仕返しは成功した。
広島を含む瀬戸内から平和のメッセージを全国へ届けたいという思いで全ての開催地で披露している平和コーナーでは、8thシングルである平和の願いを込めたメッセージソング『花は誰のもの?』と坂道AKBの『国境のない時代』をパフォーマンス。
石田千穂は「広島を含む瀬戸内で活動している私達だからこそ、伝えられるメッセージがあると思います。このツアーを通してたくさんの場所でこの曲を歌わせて頂きました。ここTOKYO DOME CITY HALLでも、みなさんにとって平和について考えるきっかけになったら嬉しいです」とコメントした。
そして、アンコールでは3月1日にリリースされる9thシングルのカップリングである、STU48 瀬戸内PR部隊 Season2のオリジナル楽曲『笑顔のチャンス』が初披露された。
MV撮影時の話題になると、高雄は「とにかく寒くて風も強かったんですけどみんなで頑張りました」沖は「普段着ないような服を着て、いつもとは違う感じになっています」福田は「メンバーのいろんな頑張りが詰まっているし、何よりのファンの方のいろんな愛が詰まったミュージックビデオになっているので楽しみにしていて欲しいなと思います。みなさん有難うございます!」とコメントした。
さらに、STU48 6周年コンサートが2023年4月8日に1公演、4月9日に2公演、広島国際会議場で開催されることが発表された。
最後に、石田千穂はオープニングで流れたOvertureの映像について触れ、「いつもだったらSTU48と出る文字が〈Team. STU48〉になっていました。2023年のSTU48のスローガンが〈超えてゆけ。〉になっていまして、ファンの方、スタッフ、メンバー、全員でチーム一丸となって超えてゆこうという気持ちが込められています。2023年もどうぞよろしくお願い致します!」と意気込み、幕を閉じた。
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