サクライケンタ率いるekomsにより「完全王道アイドル」として2016年結成、昨年5月に新メンバー2人を迎えて新体制になり、ライブの動員数も急上昇中の注目グループがクマリデパートだ。今年、念願だったTIF出場も決まり、“見つかるアイドル”としてブレイク間近の4人の魅力に迫る。

──今年1月22日にリリースしたシングル『シャダーイクン』をきっかけに、クマリデパートの知名度が上がり、ワンマンライブは立て続けにソールドアウトを記録しています。この曲は大きなターニングポイントになったのではないでしょうか?

雨 リリースイベントをやる度に、今までよりもたくさんの人が来るからビックリしました。ファン層が変化して、高校生や女の子が増えたんです。制服姿でライブハウスに来る人も多くて、すごくうれしい!

 私はでんぱ組.incさんが好きなので、『でんでんぱっしょん』や『でんぱれーどJAPAN』を作曲した玉屋2060%さんがサクライケンタさん(※クマリデパート他、 Maison book girlなどをプロデュースする音楽家。現代音楽に影響を受けた変拍子を取り入れた楽曲が多い)と共作すると聞いたときからワクワクしていました。曲が届いたときは、光(shine)と闇(dark)を混ぜ合わせたタイトルからして面白いなと思いました。すごくノリの良い曲だし、どんな振り付けになるのか楽しみだったんですけど、実際に踊ってみたら変拍子があって難しかったです。

優雨 最初は1曲やるだけでゼーゼーしてましたからね。ファンの人たちも戸惑っていたんですけど、徐々に変拍子に慣れてきました(笑)。

小田 初めてライブで『シャダーイクン』を観た人は追いつけないんですよ。

──カラフルでポップなMVも話題ですね。

優雨 MVを観てライブに来てくださる方が本当に多かったんです。


早桜 アイスを持って秋葉原を走ったり、メンバーの絵の具を塗りあったり、撮影もすごく楽しかったです。

──4人体制になって1年経ちましたが、メンバーの関係性も変わってきましたか?

早桜 最初は加入した2人とも緊張しているのが伝わってきたんですけど、昨年の8月12日に新体制初のワンマンライブがあって、そこに向けてレッスンをしていくうちに打ち解けました。全員が仲良しなので、その空気感がライブにも出ていると思います。

──会話するときは先輩後輩関係なくタメ口なんですか?

楓 今も敬語です。うっかりタメ口で話すと罪悪感があるんです。

小田 人生の先輩ですから。

優雨 そんなに年齢は離れてないし(笑)。私たちは加入当時からタメ口で話してって言ってるんですけどね。ただ2人が加入してクマリデパートは断然強くなりました。あと加入当時と比べて2人は本当に可愛くなったんです。私たちも負けてられないからお化粧に詳しくなりました。

──ライブの評判もうなぎ上りですが、何にこだわってパフォーマンスしていますか?

小田 来てくれるお客さんを笑顔にできるように、楽しさを伝えられるパフォーマンスを意識しています。


早桜 初めて観た方にも表情を誉められることが多いので、これからも笑顔を大切にしていきたいですけど、かっこいい系の曲では決め顔に注目してほしいです。

優雨 個人的な話ですが、ファンの方から「あまり笑わない印象」と言われることが多かったので、楽しい曲のときはいっぱい笑ってます。そしたら最近は「笑顔から闇がなくなった」と言われるようになりました(笑)。

早桜 ダンス面でいうと、新体制になって、最近は動きも揃うようになったんですけど、逆にキレイ過ぎて物足りなさも感じるんです。あまり面白味がないので、どうすればいいのか模索していて……。

優雨 決められた振りを踊るだけでは全力感が出ないので、もっとエモいパフォーマンスができるように日々頑張っています。

──今夏は初のTIF出場も決まりました。

優雨 決まったと聞いたときは心からうれしかったです。結成以来、ずーっと出たかったので、初めて見る人にも楽しんでもらって、“見つかり”に行きます!
▽クマリデパート
優雨ナコ(ゆう・なこ)、楓フウカ(かえで・ふうか)、早桜ニコ(さお・にこ)、小田アヤネ(おだ・あやね)の4人組。2016年にサクライケンタ率いるekomsから「世界のこころのデパート」をコンセプトに活動する4人組アイドルグループ。2018年5月より現在の4人体制になる。2019年1月19日から2月3日、初のワンマンツアーを開催。
5月28日に初アルバム『ココデパ!』をリリース。
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