【写真】授業でスマートフォンを操作するラランド・サーヤほか番組カット【8点】
様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生や社会人に、「知っておいてよかった」となる“考え方のヒント”を届ける、民放公式テレビ配信サービス「TVer」の完全オリジナル番組『TVerで学ぶ!最強の時間割』。
12日(金)配信のLesson22では、元乃木坂46の中田花奈が初参加。さらにホリエモンや楽天・三木谷社長からも一目置かれ、未来に起こりうる社会問題を予測して技術開発を行う“デジタルアーキテクト”の石田宏樹が講師として登場する。
アメリカにおいて2022年人気職業ランキングのデジタル部門で第1位になるなど、今最も注目されている職種の一つ、デジタルアーキテクト。日本のデジタルアーキテクトの先駆者であり日本にインターネットを根付かせた石田が、デジタルアーキテクトの一例として挙げたのが「自画撮り被害を防ぐスマホ」だ。
下着姿の写真を撮ろうとするとAIが不適切と判断し撮影できない仕組みになっており、この機能が実装されたスマホはすでに製品化されている。石田は「10年以内にすべてのデジタルカメラに搭載されていくだろう」と語る。
そんな石田がいつも持ち歩いているのは「A3サイズの白い紙」。問題の解決策はすべてこの白い紙から生まれるという。番組ではそのデジタルアーキテクトの思考法を実践。ラランドの事務所の社長でもあるサーヤが抱える「ニシダの実力が安定しない」という問題について、石田が“誰もが想像していなかった解決策”を披露する。
番組に初参加した中田花奈は、石田について「デジタルの世界に精通している方だと思っていたのですが、授業内であった『白紙に自分の発想を書いて広げていく』という内容がとても印象的で、アナログはむしろ強みだとお話しされていたことに驚きました」と語った。
──授業では「ニシダさんの実力が安定しない」、というサーヤさんのお悩みを解決する場面もありました。
中田 すごく面白くて、笑っちゃいました。デジタルは難しくて、正直「聞いても、きっと分からないことだらけだろうな」と思っていたのですが、すんなり入ってくる言葉で全部説明してくださったので、とても分かりやすかったです。その話し方や、プレゼン能力も今後に活かしたいなと。
──それは、麻雀カフェ『chun.』のオーナーでもある中田さんならではの目線かもしれないですね。経営者として、今回の授業から何か吸収できましたか?
中田 頂いたアイディア自体もそうですが、サーヤさんが「自分の会社の理念は?」と聞かれて最初に答えたことに対し、石田先生が「それは理念ではなくて手段ですよね?」とおっしゃっていて。そのやり取りを聞きながら、私のお店の企業理念ってなんだろうと、お店を始めたときに目指していたものを改めて考える機会にもなりました。
──ちなみに、『chun.』の経営理念は?
中田 「麻雀の良さを広めたい」です。もともと麻雀が好きで、女性や若い方、麻雀を始めたばかりの方が入りやすい雀荘を作りたいと思って始めました。「ちょっとやってみたいな」と興味を持っても雀荘はなかなか入りづらいと思うので、そこにアプローチしていきたい。
あらためて、この経営理念に向かって、もっと麻雀の魅力を伝えられるような活動ができたらいいな。
──あらゆる社会問題を予想して解決していくデジタルアーキテクトについて学びましたが、中田さんが今、抱えている悩みを解決できるとしたら?
中田 授業の中で石田先生が、「時間の使い方」についてもお話しされていました。私も時間がほしいです。
──もし時間が増えたら、何をしたい?
中田 仕事がまったく追いついていないので、それをまず間に合わせること。あとはプロ雀士なので、麻雀の勉強をする時間を確保したい、ってどちらも仕事ですね。
──番組では、カッコいい大人の定義を先生に聞くのが恒例となっています。中田さんにとってカッコいい大人とは?
中田 「人を引き付ける力のある大人」です。この人のために動きたい、この人のためになることをしたいと思わせるカリスマ性みたいなものを持っている人は、カッコいい大人だなと。
たとえば経営者なら話が上手だったり、アイドルだったらファンに「守りたい」と思わせる魅力があったり。その仕事や環境によって、人を動かす方法は違いますが、「その人のために」と思ってもらえるような人はカッコいいです。私も、「付いていきたい」と思われる大人になりたいですね。
──この番組をどんな人に見てほしいですか?
中田 「デジタルアーキテクト」と聞いて、もしかしたら「自分には関係ないな」と思う方もいるかもしれないですが、逆にそういう方こそ見てほしいです。もちろん詳しい方にも楽しんでいただけるでしょう。
最初は「知らない言葉だな」とか、「難しそうだな」と思う方でも、今の自分にきっと活かせるし、すごく身近な話だなと感じてもらえるはずです。
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