『日向坂で会いましょう』横浜女王に高本彩花、大喜利瞬発力が冴え渡る

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第222回となる今回の観測期間は5月30日（火）～6月5日（月）。【関連写真】日向坂46、初の横浜スタジアム公演ライブ写真日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』（テレビ東京）、5月28日（日）・6月4日（日）放送回の企画は「目指せ！ハマっ娘 第1回 横浜に似合う女選手権！」。日向坂46は今年4月に周年ライブ「4回目のひな誕祭」を横浜スタジアムで開催した縁もあり、「横浜に似合う女をそろそろ決めておかないと」ということでメンバーたちが“ミス・ハマっ娘”を目指して火花を散らしました。頭脳プレーの応酬が続いて白熱し、最後は金村美玖と小坂菜緒の“なおみく”タイマンバトルまで実現した「中華テーブル！プレッシャーつむつむ」（中華テーブルの上でレンゲやシウマイを積み重ねるゲーム）や、日向坂46の勝負事ではもはや定番の「気配斬り」など、大いに盛り上がった2週間。最終的にこの熾烈な戦いを制したのは一期生・高本彩花でした。予選Aブロックの「バカせまい横浜クイズ」を1位、準決勝の「気配斬り」も1位で通過し、そして決勝の「赤レンガ前 妄想告白シチュエーション」で佐々木久美を下しての完全優勝でもありました。高本は神奈川県出身でもあるので（但し横浜出身ではない）この企画に懸ける思いも人一倍だったと思いますが、中でも予選クイズでの高本の大喜利回答は質・手数・積極性いずれも傑出していたと思います。誰よりも早く挙手して回答していましたからね。しかも、「出川哲朗がヤンチャだった頃の異名は」という問題で、藤嶌果歩の「切れるナイフ」という回答が惜しいと言われたのを受けて高本が出したのが「メス」。「横浜大洋ホエールズの足が速い3選手の愛称は」という問題で、佐々木久美の回答「しんかんせん」を受けて高本が出したのが「SUV」……という具合に、前の回答を受けてヒネリを入れてくる瞬発力が抜群に冴え渡っていたのも印象的でした。もしかしたら「高本＝大喜利」みたいなイメージはあまり知られていないかもしれないのですが、振り返ってみれば2021年8月22日放送回「外番組の呼び方を決めましょう！あだ名争奪バトル!!」での大喜利でも彼女は大活躍。74歳男性の顔写真を見て「ケイダッシュの役員」と回答しオードリー・春日に「アイドルの答えじゃないぞ！」と賞賛され、「実力のあや」とテロップが出たほど（余談ですが「“あや”って乱暴に呼んでほしい」発言もこの回の出来事でした）。ワードセンスにも定評がありますし、そう考えると今回の大喜利も実力通りの横綱相撲だった気がします。ところで、この予選Aブロックでもう1人目を引いたのが四期生の岸帆夏。「劇場版あぶない刑事シリーズ第7作のタイトルは？」という問題に「one more dengerous Deka」と回答（しかもいい発音で）、「崎陽軒のシウマイ弁当の中身をイラストで描け」という問題には白米の上にナスを1本乗せるなど個性的なセンスを発揮していました。今後の大喜利での活躍が楽しみです！【あわせて読む】『日向坂で会いましょう』潮紗理菜の話芸の巧みさが光った「ことわざ発表会」「アイドル番組 極私的テレビ欄」［6月7日（水）～6月13日（火）］ ライター左藤氏が個人的にチェックしようと思っている今週オンエアの番組を簡単な内容とともにご紹介。◆6月10日（土）『チーム8 最後の密着ドキュメンタリー『AKB48 Team8 9年間のキセキ』』CSテレ朝チャンネル1／17：00～／出演：AKB48 Team8活動を休止したチーム8の最後の1カ月を密着取材。過去映像やインタビューも◆6月11日（日）『乃木坂工事中』テレビ東京／毎週日曜24：00～／出演：乃木坂46「最強スナック菓子決定戦」完結。さらに新企画「こんな子いたかな？」も◆6月11日（日）『そこがったら、櫻坂？』テレビ東京／毎週日曜24：35～／出演：櫻坂46「目指せ！アカデミー女優！櫻坂46演技力チェック！」前半。三期生の実力は◆6月11日（日）『日向坂で会いましょう』テレビ東京／毎週日曜25：05～／出演：日向坂462年ぶりに開催「いつ叶えるんですか？今でしょ！第4回企画プレゼン大会!!」◆6月12日（月）『超・乃木坂スター誕生！』日本テレビ／毎週月曜25：29～／出演：乃木坂46・5期生スタジオがパーティ会場に。スキットでは井上和が不思議な村の神様役に挑戦

『日向坂で会いましょう』横浜女王に高本彩花、大喜利瞬発力が冴え渡る

トピックス

芸能総合ニュースランキング

このカテゴリーについて