【写真】撮り下ろしカットも、元祖ゴルフ女子あおいさんのプレイ中のカット【9点】
――あおいさんはなぜ「ゴルフ女子」と呼ばれるようになったんですか?
あおい 私はもともとグラビアを中心に芸能活動をしていたんですが、28歳の時に初めてゴルフをやったんです。最初の頃はエンジョイ勢って感じで、友達と2~3カ月に1回くらいのペースでラウンドに行ったりするくらいでした。私は今37歳なので、ちょうど10年くらい前のことですね。
始めて1年経ったくらいの頃にパーソナルトレーニングジムの「ライザップ」が初心者向けゴルフスクールの「ライザップゴルフ」をオープンして。そこに通い始めてハマりましたね。テニスをやってたので当て感があって、飛ばすこともできたんで。当時は手の皮がむけるくらい必死で練習してました。
それとほぼ同時期に、インスタ上で「#ゴルフ女子」っていうのが出始めたんですよ。もともと職業柄、SNSの更新はがんばっていたので、自然に私もゴルフ女子として投稿が増えていった感じです
――当時はやっぱり今よりもゴルフ女子の数は少なかった?
あおい 少なかったですよー。私の周りでゴルフ女子と言われるような活動をしていた人は10人くらいだったんじゃないかなあ。ただ、イ・ボミさんとかアン・シネさんとか、韓国の女子プロの方たちが有名になっていくタイミングとも重なって、どんどん女性用の可愛いゴルフウェアとかも発売され始めたんです。
それからウェアを着たいからゴルフを始める、っていうライトな動機の女の子たちも増えていって今に至る、っていう感じだと思います。
――ちなみに、ゴルフ女子と呼ばれる人たちはどんな活動をしているんですか?
あおい もともと仕事というよりかわいいゴルフウェアを着て、ゴルフをしながら映えな写真を撮ってインスタに投稿していたんですが、だんだんと人気が出てきて仕事につながるようになりました。それがゴルフに関わる商品のPRですね。ウェアだったり、日焼け止めや美白系のコスメだったり。あとはシュミレーションゴルフのお店を紹介したり、イベントやプロアマコンペのゲスト、それからゴルフ番組に出演したりもします。
――今だと自分でYouTubeで動画を作る方もいますよね。
あおい そうですね。あとはゴルフ雑誌独自にチャンネルを持っていてたりするので、その動画に出たりとか。今のゴルフ女子は、フォロワーが2万、3万っている人もたくさんいるので、本当に活躍しやすい環境になっていると思います。
あと新しいお仕事としては今度、国内男子ツアーの「セガサミーカップ」で、7月1日・2日の2日間行われる「ゆるセガサミーカップ」という生配信に参加させてもらうんです。試合の観戦ももちろんですけど、ラウンドに出る前の男子プロの本気の練習風景とかも見れるらしくて、そういう普段は見れない場面も生配信するので、めっちゃ楽しみにしてます。
――インスタで「いいね!」をもらうことを目的とするんじゃなくて、色んな仕事があるんですね。
あおい はい。あとは個人的なことを言うと、今後は私と同世代の、アラフォーの女性に向けてゴルフインフルエンサーとして発信していきたいとも思っていて。
私はまだまだヘタですけど20代とか30代前半の頃よりも、今の方がスコアがいいんです。スポーツって全般的に若い頃の方が体も動くし、年齢と共に衰えていくものが多いですけど、ゴルフはそうじゃない。アンチエイジなスポーツなんですよ。
筋トレだったり、ちゃんとトレーニングしていれば年をとっても飛距離は落ちてこないし、伸びしろだって残っています。それにそこまで鍛えなくても、その人その人のレベルで楽しめるのがゴルフの良いところ。最初は「ウェアが可愛いから」って始めた人も、ゴルフずっと長く続けていってほしいな、って思ってます。
――なるほど! ところであおいさんのベストスコアってどれくらいなんですか?
あおい 今の自己ベストは74ですね。
――それって普通にスゴくないですか!?
あおい いやいや、人生で70台は1、2回しかなくて、ベストを出せた日は本当にすべてが絶好調でミスがほとんどなかったんですよね。
ちなみに私が始めた当初はスコアが100ちょっととかでも、一緒にラウンドした人たちが「女の子でこんなにうまい子はなかなかいないよ!」って褒めてくれるような時代だったんですが、今のゴルフ女子はみんな本当にレベルが高くて、ベスト70台って人はけっこういるんですよ。
うまい子はみんなガチ勢で、すごく練習してますから。
●あおい夏海/タレント、アスリートクリエイター、85年生まれ。ゴルフのほか、テニス、フットゴルフ、サッカーのオーバーヘッドキックが特技。Instagram(@natsumi.aoi)のフォロワーは22万8000人
「ゆるセガサミーカップ」
https://yurusega.qurios.app/