高橋文哉と志尊淳がW主演を務める『フェルマーの料理』(TBS)が10月期の金曜ドラマ枠(毎週金曜よる10時)で放送される。今回、二人が働くレストランの唯一の女性シェフとして小芝風花の出演が決定した。


【関連写真】『フェルマーの料理』原作著者・小林有吾のスペシャルイラスト

原作は『月刊少年マガジン』(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画。現在3巻まで刊行されており、作中に登場する料理がファンによって再現されるなど人気の作品。

数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。

今回、小芝が演じるのは二つ星レストラン「K」で岳と海と共に働く、店唯一の女性シェフ・蘭菜。TBSドラマへの出演は『書類を男にしただけで』(2020年)以来3年ぶり。本格的な料理姿を見せるのは今作が初めてとなる。実力派若手女優としての地位を確立し、様々な作品にメインキャストとして出演している小芝。現在料理の特訓に励んでおり、初のシェフ役に期待が高まる。

──出演が決まった意気込みを教えてください。

小芝 料理と数学という組み合わせをとても新鮮に感じながらも、料理人の役は今回が初めてなので、「料理練習しなきゃ! 頑張らなきゃ!」と素直に思いました。

──原作を読んだ感想を教えてください。


小芝 ただの料理の物語ではなく、登場人物に謎が多いキャラクターが多いので、回を重ねていくごとにそれぞれの人物像が深掘りされていくのも面白いなと思いました。先の展開がどうなるんだろうというワクワク感がすごくあります。

──ご自身が演じる役について教えてください。

小芝 唯一の女性シェフで、サバサバしている強い女性なのかなと思っています。(撮影前のため)まだ分からない部分も多いですが、料理の現場という激しい世界で戦っている芯の強さや、志尊さん演じる海への感情は丁寧に演じていきたいと思っています。

──高橋さん、志尊さんとの共演について意気込みをお聞かせください。

小芝 志尊さんとは以前共演させていただいたことがあるので、また共演ができてうれしいです。高橋さんは今回初めましてですが、料理の腕前が凄いと思いました。私は高橋さんよりも料理が上手な役なので、少しプレッシャーはありますが・・・(笑)、刺激をもらいつつ、時には教えてもらいながら頑張ろうと思っています。

──普段の料理の頻度を教えてください。

小芝 料理を作るのは好きなので、オフの時はよく料理をしています。手を動かすのはすごく遅いですが・・・(笑)。
料理の練習で、玉ねぎのスライスやジャガイモの5ミリ角カットを習っているのですが、毎日練習して少しずつ上達を感じています。まだ道のりは長いので、毎日コツコツ頑張ります。

──ドラマにちなんで好きな数字・料理を教えてください。

小芝 「1」と「うなぎ」。本来偶数が好きなのですが、「1」は始まりの数字だし、シンプルで好きです。好きな料理はその時々によって変わりますが、今は自分へのご褒美として「うなぎ」、“ひつまぶし”が食べたいです。あと、「トンテキ」を作るのは好きです。叩けば叩くほどお肉が柔らかくなっていくし、ストレス発散にもなっています(笑)。

──このドラマ期間中に成し遂げたいこと・楽しみなことはありますか?

小芝 これまで色々な料理の作品を見て「かっこいいな・・・」と思っていたので、私も同じように思ってもらえるように、包丁さばきの練習を頑張りたいです。楽しみなことはやっぱり料理の現場なので「試食ができるのかな?」と思っていて、そこが楽しみです(笑)。

──視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

小芝 “料理×数学”という組み合わせが、今まで見たことがないような新しい作品になっていると思います。
映像的にも面白い仕掛けがあると思うので、新感覚のドラマをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

【あわせて読む】高橋文哉&志尊淳のW主演ドラマ『フェルマーの料理』が10月スタート、料理×数学で世界に挑む
編集部おすすめ