──最初のお互いの印象を覚えてますか?
末永 ゆうかたん(浅井)は小学6年生だったんですけど、7期生をまとめようとすごい頑張ってた!
浅井 学校で学級委員をしていたんです。オーディションでもまとめるのが得意ですって言ったから、まとめ役になろうとしたけど、ムリでした(笑)。
──浅井さんは末永さんをどう見てました?
浅井 いつも奇抜なレッスン着を来ているなあって。ヒョウ柄とか、ピンクの上下セットとか。
──もしかしてヤンキー気質?
末永 違います!
浅井 近寄らない方がいいかなって思ってました(笑)。
──じゃあ最初は接点がほとんどなかったと。
末永 でもゆうかたん、私の家にお泊まりに来たよね。同期で唯一私の家に来たことがある。
浅井 7D2(SKE48の7期とドラフト2期)で、お泊まり会が流行っていて。確かしゃぶしゃぶを食べに行ったよね。
末永 覚えてる!!
浅井 おーちゃんの部屋は私の部屋と違っておしゃれでした。
──深くしゃべるようになったきっかけは?
末永 チームEの初日に研究生から2人だけ選ばれたんです。レッスン期間中、周りは先輩ばかりで、休憩中はずっと隅っこにいて。
浅井 チームEはみんな仲良しで、そこに2人だけ放り込まれてどうしようって。同期の(後藤)楽々は正規メンバーで、チームに馴染んでいてすごいなって見てました。
末永 あと同じ時期に美浜海遊祭の『花火は終わらない』で、Wセンターをやらせてもらったんです。
浅井 シンメトリーの振り付けもあって、2人で超練習したよね。
末永 初センターで、前に人がいないからすごく緊張しました。でもゆうかたんと手をつないで前に行く振りがあって、すごい安心感があったのを覚えてます。
──7期は最初にゆらら(小畑優奈&後藤楽々)が先頭に立っていましたけど、そこは意識してました?
末永 もともと一番後ろの端っこで、研究生公演も出られないタイプだったので、自分のことしか考えてなかったですね。
浅井 私はお披露目で2番手だったけど、いつの間にかゆららになって、あれって。少しでも近づきたいって意識はしてました。
──浅井さんは選抜入りを告げられたときはどんな感じだったんですか?
浅井 会議室で湯浅(洋・元劇場支配人)さんから言われて「ええーーー」って、ドッキリかと思いました。SKE48の選抜は夢のまた夢で、まずは選挙にランクインするのを目標にしてたから、信じられなかったです。
──選抜の先輩として浅井さんに何かアドバイスしました?
末永 強い心が大事だよって。
浅井 めちゃめちゃ言われました。
末永 ファンの方から「選抜だからもう大丈夫」って言われたり……。この1年、強い心が大事って学んだので。MV撮影でLAに行くときも一緒に忘れ物をチェックしながら、「強い心を持った?」って聞いて。
浅井 「持ったよ」って(笑)。
──最近はペアとして出る機会も増えましたが、2人のコンビ名ってあるんですか?
末永 最近決まったばかりなんですけど、“おゆうか”。
浅井 SHOWROOMの配信で考えたんですけど浸透してない……。もともと私と上村亜柚香ちゃんの“あゆうか”があって。上村亜柚香ちゃんが大谷悠妃ちゃんと“あゆうゆ”って作っていて。
──全部似てる! ちなみに2人の共通点は?
浅井 カフェが好きです。私はまだニワカですけど、おーちゃんはたくさんカフェをまわっていて、素敵なお店を教えてくれるんです。今度一緒に行こうって話してます。
末永 東京はカフェが多いので、選抜のお仕事の合間に行きたいですね。
──2人でやりたいことは?
浅井 またWセンターをやりたいです。でも、こうやって2人で取材を受けるのもうれしくて。
末永 取材はたぶん3年前以来だよね。あのときはゆうかたんからライバルは私って言われて(笑)。
浅井 当時は、美浜海遊祭で2人で『花火は終わらない』を披露した直後で、その曲はWセンターだけどおーちゃんが(松井)珠理奈さんポジ、私は(松井)玲奈さんポジ。それが悔しくて、ライバルはおーちゃんですって言っちゃった。
──今は改めてどうでしょう。
浅井 人を意識せず自分を貫こうって。
末永 良いこと言う!
浅井 でもせっかくなので、この2人でカップリングでもいいから楽曲がほしい! 可愛い曲がいいな。
末永 おしゃカワみたいな。MVはカフェで撮りたいです!
(取材・文/関根弘康 撮影/武田敏将)
▽浅井裕華(あさい・ゆうか)
2003年11月10日生まれ、愛知県出身。O型。7期生。チームE所属。ニックネームは「ゆうかたん」。
▽末永桜花(すえなが・おうか)
2002年2月26日生まれ、愛知県出身。A型。7期生。チームE所属。