【前編はこちら】『鬼レンチャン』で千鳥&かまいたちが大イジリ “池ちゃん”ことSTU48池田裕楽って誰!?
【写真】『千鳥の鬼レンチャン』でトレンド入り、STU48池田裕楽の歌唱シーン【7点】
『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)で千鳥から「テレビで見た方で一番シンプル」と評された池田。まだまだ知られていない彼女の人柄に迫るべく話を聞いたところ、意外な答えが返ってきた。
「番組では私のことを『シンプル』とたくさん言っていただきましたが、自分では全然シンプルだと思っていなくて。むしろ変わっているところが多いんじゃないかなと思っています。
私、変なこだわりが多いんですよ。お風呂から上がる時、必ず『1・2・3・4、イケイケGoGo』と唱えてから上がるとか。これを唱えないと、次の日嫌なことが起こっちゃう。他にも、歯磨き後のうがいは必ず5回とか、新幹線に乗る時は必ず飲み物を持って乗るとか、のど飴は3個同時に舐めるとか……。
過去に参加した『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』で、本番前にのど飴を口の中の右と左と真ん中に入れて口の中でお手玉みたいに転がしていたんです。すると、本番ですごく上手に歌うことができて。
今回『鬼レンチャン』に出演した際も、本番前にのど飴を3つ口の中に入れました。あと、番組収録日の朝は一風堂のとんこつラーメンのカップ麺をホテルで食べました。歌のお仕事がある日の朝はだいたいいつも一風堂! 『歌う前にとんこつスープを飲むと良い』という話を耳にして実践するようになりました。正直なところ違いはよく分からないんですけど、いろんな方が言っているので続けています(笑)」
さて抜群の歌唱力を持つ池田だが、どのようにしてその技術を身に付けたのだろうか。彼女自身、アイドルになるまでまさか自分の歌が武器になるなんてまったく思ってもいなかったそうだ。
「幼い頃からアイドルが好きでした。AKB48さんや少女時代さん、KARAさんなどをテレビで見て、真似して歌ったり踊ったりしていました。でも『私は歌が好きだ!』とは特に思っていませんでしたね。人前で歌うことも全然なかったし、学校の合唱でも決して率先するタイプではなかったから、周囲から『歌、上手だね』と言われたこともありません。
小学生の頃は歌よりもダンスを習っていたから、友達の間でも『裕楽ちゃんはダンス』というイメージでした。
2019年にSTU48に加入した時も『私には個性がない』と悩んでいて、せめて髪型で覚えてもらおうと思って最初ずっとボブにしていたぐらいなんです。その後、16歳の時に『第3回 AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』(20年)で優勝したことで「私の武器は歌なんだ」と初めて自覚し、「歌でもっと頑張りたい。“池田裕楽といえば歌”というのを確立したい」と思うようになりました。第3回大会をきっかけに、歌に本気で向き合って真剣に練習するようになった感じです」
“池ちゃん”流の歌唱練習法は、「とにかく真似をすること」。好きなアイドルやアーティストの歌唱法を真似し、自分の中に取り入れているそうだ。
「例えば私はSTU48の研究生時代、AKB48さんの『Bird』という曲を歌うことになったんですけど、原曲を歌っている高橋みなみさんの歌い方を頑張って真似していました。何度も何度も聴いて、『ここは強く歌う。ここはかっこよく歌う。ここはしゃくる』といったところまで細かく研究して表現を真似して。いろんな方のいいところを盗み、自分のものにしていくという作業をしています」
現在、アイドルグループ・STU48の一員として活動する池田。最近は個人でテレビ番組に出演する機会が増えたことで多くの出会いがあったという。
「自分はSTU48にいるから今いろんな経験ができているけど、1人でやっていけるほどの力はない――ずっとそんなふうに考えていて、将来芸能界で活動する未来はまったく考えていませんでした。でもつい最近茅野しのぶさんに初めてお会いする機会があり、歌や声をすごく褒めていただいたんです。
とはいえ私は自信がなく、そのことを正直に伝えたら『もっと自分に期待をしたほうがいい』と言っていただきました。自信があるとかないとかじゃない、なりたいものがあるんだったら諦めずに頑張ったほうがいい、と。そんなお言葉をいただいて、一気に前向きな気持ちになれました。
私はこれからも歌いたいです。STU48の活動はもちろん、1人でのライブもやってみたい。そして、バラエティにも挑戦したくて。AKB48の柏木由紀さんやNMB48の渋谷凪咲さんのようにご活躍されている先輩を見て、憧れを持っています。今はSTU48の活動の中でMCやラジオ番組を頑張って、トーク力を磨いているところです。
バラエティでの将来の目標は、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演すること! いつも視聴者として楽しんでいる番組ですし、私は来年20歳になるので、ぜひ出てみたいです」
最後に、『千鳥の鬼レンチャン』で数々の愛あるイジリをしてもらった千鳥とかまいたちに何か言いたいことはありますかと池田に尋ねてみると……?
「握手をしてもらいたいです(笑)。