【写真】デビュー曲ではセンターに抜擢、八木仁愛の撮り下ろしカット【5点】
――名前の由来は?
八木 「とあ」と読むんですけど、初対面だとなかなか読んでもらえません。お母さんが男の子でも女の子でもこの名前って決めていたみたいです。お母さんもおばあちゃんも「あ」が付いているので、「あ」は入れたかったそうです。「仁」には思いやりとか慈しみという意味があるので、思いやりを持って人に接することができて、たくさんの人に愛されるような子になってほしいという思いが込められています。私も気に入っています。
――この世界は慣れましたか? 撮影されることとか。
八木 ちょっと慣れました。以前はカメラを構えられると緊張しちゃって、表情も硬くなっちゃったけど、最近は柔らかい表情ができるようになりました。ポーズもだんだんと固定されてきています。
――オーディションでは、泣きながらムーンウォークをしていましたが、なぜ泣いていたんですか?
八木 一番の理由は緊張です。もうひとつは、ステージから見ると、大人の人たちがたくさんいて、雰囲気が怖かったんです。
――何を歌いましたか?
八木 椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』です。椎名林檎さんは中2くらいから好きになって、カラオケに行ったら絶対歌います。
――涙もろいですか?
八木 そうです。不安とか緊張で泣いてしまうことが多いです。学校生活で泣いたことはないんですけど。ダンスの大会に出て、演目が終わった後、安心して泣いてしまうことはありました。ダンスの大会は審査員の前で踊るだけだから、泣くほど緊張することはなかったです。そういえば、最近、去年のダンスの大会の動画を見て、泣きました。懐かしくなっちゃって。私の青春でした。
――僕青での活動も青春だと思います。楽しさを感じていますか?
八木 普段のレッスンは楽しいです。メンバーといる時は楽しさを感じます。本番前や人前に出るのは今でもすごく緊張します。
――どう思われるのだろうとか考えてしまう?
八木 そうです。まだ受け止めきれていないです。
――アイドルになって、予想と違ったことはありますか?
八木 女の子の集団ってギスギスしていると思ったら、そんなことはなかったです。周りの人に恵まれているんだと思います。
――毎日疲れていませんか?
八木 家に帰ると、そのままベッドに直行して、そのまま寝ちゃいます。起きたらお風呂に入って、もう一回寝るっていうパターンです。夏休みだからそういう生活になっています。
――へんな夢は見ませんか?
八木 たまに見ます。
――楽しい夢は見ないですか?
八木 遊園地でジェットコースターに乗る直前で起きちゃう夢とか。もうちょっとで乗れたのになーっていう。現実世界で乗りたいですね。
――この夏、メンバーと遊びに行ったことは?
八木 お台場の海に何人かで行きました。さすがに海には入らなかったけど、楽しかったです。お休みがあったら、メンバーみんなで海に行って、ぱしゃぱしゃやりたいです。
――これからグループとしてやりたいことは?
八木 ライブです。あと、北海道から沖縄までメンバーの出身地に行ってみたいです。
――個人でやりたいことは?
八木 演技をしてみたいです。MVで少しやったんですけど、あまり上手にできませんでした。なにしろ初めてだったので。MVでは“自分み”が強かったので、恥ずかしくなっちゃって。自分じゃない自分を演じるほうが楽が気がします。
――どんな役をやりたいですか?
八木 自分とは真逆な役をやりたいです。
――ギャルとか?
八木 面白そうですね(笑)。あと、ナレーションとかやってみたいです。学校の授業で朗読が好きだったので。
――将来はどうなっていたいですか?
八木 10年後と聞かれたら現実味はないけど、5年後のことは考えます。グループとしてもっと知ってもらえたらなって思いますし、その知名度に貢献できる自分でいたいです。
――デビュー曲ではセンターです。もう受け入れられましたか?
八木 そうですね。だいぶ吹っ切れてはいます。たくさんの方が注目してくださっていることを考えると緊張するけど、皆さん優しいということもわかってきたので。これからも優しくしてほしいです(笑)。
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