『オーイシ×鈴木愛理アニソン神曲カバーでしょdeショー!!』は、テレビ朝日のYoutubeチャンネル『動画、はじめてみました』で2021年6月から配信されているインターネット番組。

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2023年6月10日に配信された鈴木愛理歌唱のYOASOBI『アイドル』が番組初の1000万回再生を超えた。
『アイドル』という曲は、社会現象を巻き起こしたとも言えるほどの人気楽曲で、多くの「歌ってみた動画」が投稿された。そんな中で、彼女の叩き出した1000万回再生というのは脅威の数字だ。

なぜ、こんなにも多くの人を魅了するのか。その理由を解説しよう。

まず一つ目が、彼女の歌唱力だ。音程がかなり取りづらい上に、間奏がほとんどないため、約3分半歌い続けることになるこの曲。そもそも生歌で歌い上げることすら難しいのだが、鈴木の場合、歌いながら踊り、最後までリズムも崩さず呼吸も乱さない。

Youtubeのコメントにも「生歌でここまで音程外さないのすごい」「リズム感すごすぎる。ずっとリズムがハマってて気持ちいい」など、“音程"と“リズム"を中心に歌唱力を評価する人が多かった。

そして、二つ目が表現力だ。Youtubeのコメントを見ても表現力を褒めるコメントが最も多く見受けられた。特に、YOASOBIの原曲をまねて歌うのではなく、鈴木独自で歌い方をアレンジし、彼女オリジナルの『アイドル』になっていることに賞賛の声が多く集まっていた。


「天才的なアイドル様」という歌詞では、アイドルらしい振りと満面の笑みを見せ、「歌い踊り舞う私はマリア」という歌詞では、艶っぽく歌い上げエレガントに舞ってみせている。さらに、最後の「愛してる」の一言を歌い切った後の切ない表情もなんともいえない。

歌詞の中の「アイドル」を現実世界に実体化させたような彼女の歌い方は、聞くだけでなく見る者までを惹きつける。

「大サビの感情の込め方に感動する」「表現力が凄すぎて引き込まれる。何回でも見られる」「歌に乗ってる感情の生々しさにぞくぞくする」など、彼女の作った世界観に没入してしまう人が多いようだ。

三つ目が鈴木愛理自身が“完璧で究極のアイドル"であるという点だ。9歳で芸能界デビュー、12歳でハロー!プロジェクト発の5人組アイドルグループ『℃-ute(キュート)』の一員としてデビューをした鈴木。同グループは“アイドルが憧れるアイドル”という異名をもつほど、高いダンススキルと歌唱力、それぞれの個性やビジュアル、統一感のあるパフォーマンスで唯一無二の地位を築き上げていた。

その中でも歌がずば抜けて上手く、不動のセンターとして12年間グループを引っ張ってきた鈴木には芸能界にもファンが多い。欅坂46森田ひかるやFRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)の櫻井優衣は彼女のファンであることを公言しており、櫻井に関しては同Youtube番組で共演もしている。

12年間アイドルとして努力を続け、ビジュアル・歌唱力・ダンス力どれをとっても申し分のないアイドルになった鈴木。そんな彼女が“完璧で究極なアイドル”の歌を歌うのだから、説得力が桁違いなのだ。


今回の1000万回再生に先駆けて同Youtube番組では「#愛理1000万」というハッシュタグも用意している。ぜひもう一度、鈴木愛理が歌う『アイドル』を聞いて一緒に盛り上がろうでないか。

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