乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル「青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。
今回は北海道出身の14歳、「ゆあ」こと工藤唯愛(くどう・ゆあ)のインタビュー。

【写真】工藤唯愛の撮りおろしカット【9点】

──工藤さんは北海道出身ですね。

工藤 最近初めてお仕事で北海道に帰省したんです! お家には帰れなかったんですけど、北海道に住んでいた時に見ていた『イチモニ!』(HTB)という朝の情報番組にCDのプロモーションで出演させていただけて、テンション上がりまくりで、すごく嬉しかったです。おじいちゃんとおばあちゃんも「テレビ見たよ」って喜んでくれました。

──中学2年生にして一人暮らしを始めたわけですが、どうですか?

工藤 自力で起きられるようになりました。目覚ましをセットして、鳴ったら1回で目覚めるんです。時間がある日は二度寝しちゃうんですけど(笑)。

──東京と北海道の違いを何で感じていますか?

工藤 給食です。初めて食べるメニューが多くて、毎日が楽しいです。最近だと、目玉焼きの日とか小豆のスコーンの日とかが印象的でした。北海道の給食で好きだったのは、あさりのサラダと海鮮たっぷりの塩ラーメンです。

あと、東京の夏は暑いです! 北海道は最高気温が20℃ちょっとのことが多いけど、東京は異次元でした(笑)。
手持ちの扇風機を持ち歩いて、なんとか生き延びました。

──方言に戸惑ったりはしなかったですか?

工藤 私は標準語で育ったので(得意顔)。でも、メンバーに「とうきび」って言ったら、通じませんでした(笑)。あと、よく「“なまら”って言わないの?」って聞かれるんですけど、私の世代は言わないんです。親戚のおじさんはよく言っていますけど(笑)。

──アイドルとしての活動はどうですか?

工藤 楽しいです。特に東京と大阪で行われたデビュー記念のスペシャルイベントが、ファンの方と距離が近いステージで踊れて楽しかったです。メンバーが司会をしながらトークもしたんですけど、それも楽しかったですね。

大阪に行ったのは初めてだったんですけど、ほとんどイベント会場にいたので、観光とかには行けなくて。次に行く機会があれば、絶対にたこ焼きが食べたいです!

今度、行きたい場所は愛知県です。メンバーのゆきっち(今井優希)とえれんちゃん(杉浦英恋)が愛知県出身なので、美味しいお店に連れてってもらいます(笑)。

──この夏はたくさんの活動がありましたが、絵日記に描くなら何を選びますか?

工藤 初めてお客さんの前で曲を披露した時(7月22日/お台場冒険王のイベント)のことです。
今まではテレビか客席から見ていたけど、目線が逆になったのが新鮮だったからです。すごく遠くまで見えてビックリしました。

8月6日に出演した「TOKYO IDOL FESTIVAL」もたくさんの方がいらしていたので、ビックリしました。初めて生でペンライトを見て、こんなにきれいなんだって知りました。

でも、自分が踊っている映像を観るとまだまだだなと思うんです。何かを届けようとしているように見えなくて。そこが今の課題ですね。

──工藤さんは小学生6年生の頃にキッズコレクションのランウェイを歩いたことがあるそうで。

工藤 はい! そこで思ったのは、自分がステージに立って、たくさんに人が憧れられる存在になれたらいいなと思いました。服が好きなので、ランウェイでいろんな服を着るのも楽しかったし、いつかステージで踊って、ランウェイを歩ける人になりたいと思ったのが、この世界を目指した原点でした。

──ちなみに現在の身長は?

工藤 159センチです。納豆と牛乳は身長が伸びるらしいので、納豆ごはんを食べる時に牛乳を飲んでいます。
理想は165センチなんですけど、伸びるか不安になってきました。牛乳と納豆で頑張ります(笑)!

──趣味は何ですか?

工藤 モケケを集めることです。キーホルダーみたいなぬいぐるみなんですけど、60個くらい持っています。いろんな県にたくさんの種類のモケケが売っていて、キャンペーンに行ったメンバーが買ってきてくれて、増殖中です。抱き枕の大きさのモケケもほしいです。

(取材・文/犬飼 華)
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