【関連写真】『時をかけるな、恋人たち』第2話場面カット【3点】
第3話では、廻(吉岡里帆)にモテ期到来か!? 密かに好意を寄せていた会社後輩の広瀬(西垣匠)から、まさかの告白…という寸前で廻が言葉を制して、なんとか緊急回避(でも超嬉しい)。
もちろん、10年間彼女のことを想い続けてきた翔(永山瑛太)の恋の炎も燃え盛るばかり。壁ドンと顎クイのテクニックを駆使して、アピールしまくる。廻の周囲が、にわかに騒がしくなってきた。時を超えたロミオとジュリエットの物語は、これからが本番のようである。
そして今回も、タイムパトロール隊員としてのお務め開始。何やら未来では、時空犯罪団と呼ばれるお尋ね者がいることが明かされる。絶滅したマンモスなどの動物の肉を未来に密輸し販売している、密輸団のルーパーイーツ。2100~2200年代に制作された映画作品を過去で上映し、金銭を得ている時空映像盗賊・26世紀フォックス。
そして、あらゆる時代を飛び回り悪事を犯すカップル強盗の時空賊、マギー&キケロ。
今回の違法トラベラーは、ホストの永遠(吉村界人)にすっかり入れあげてしまい、過去にタイムトラベルしてはホストクラブに通っている水無瀬チサ(清水くるみ)。そして実は、永遠もチサのことを真剣に想っていた。未来人と過去人の禁断の恋。何とか辻褄を合わせようと、必死に知恵を絞る廻。そこに、謎の手紙が投げつけられる。そこに書かれていたのは、「彼のDNAを調ベヨ マギー&キケロ」という謎のメッセージ。
さらに、未来でマギー&キケロがクローン工場に潜入し、クローン・ベイビーを盗みだしたという報告が入る。なぜ彼らはそんな真似をしたのか?さっそく永遠のDNAを調べてみると、何と彼の正体はクローン・ベイビーであることが判明する。永遠とチサは未来人同士だったのだ。結果的にマギー&キケロの行動によって、晴れて2人はカップルとなる。
ラストは急展開だ。翔から改めて「付き合ってほしい」と告白される廻。
筆者が気になるのは、初恋相手だった諸星から「あの時手紙くれたやろ?」と言われていたこと。廻の記憶では、彼にラブレターは渡していないはず。となると何かの要因によって、時空がねじまがったのだろう。「覚えてないないの?」と翔がおでこに指を当てるポーズも気になる。これは2人だけの特別な何かなのだろうか?これらの伏線は、次回以降に明らかになるはず。
引き続き、第4話以降の<恋の超展開>に超期待であります!
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